最終更新日: 2008/10/22
XSL Formatter チャートオプション
「XSL Formatter チャートオプション」の主な仕様は下記の通りです。
製品概要
XSL Formatter チャートオプションはMicrosoft® Excel のチャートを、グラフィクスとしてFOに指定し、描画するためのオプションです。
XSL Formatter チャートオプションの特徴
「XSL Formatter チャートオプション」の組み込まれている環境では、MicrosoftR Excel のチャートを描画することができます。チャートはベクタで描画されるので、拡大縮小等による画質の劣化はありません。 例えば、次のように <fo:external-graphic> に指定します。
<fo:external-graphic src="MyBook.xls#sheet=2&chart=3"/>
この例では、2番目のシートにある 3番目のチャートを指定しています。 先頭のシートは1、最初のチャートは1で示されます。 sheetが指定されていない場合は、最初にチャートが含まれるシートが選択されます。 chartが指定されていない場合は、指定されたシートに含まれる最初のチャートが選択されます。 両方が指定されていない場合は、そのブックに含まれる最初のチャートが選択されます。このときは、フラグメントを省略して次のように指定できます。
<fo:external-graphic src="MyBook.xls"/>
以下のExcelのバージョンに対応しています。
- Excel 97
- Excel 2000
- Excel 2002
- Excel 2003
以下の制約があります。
- 等高線グラフは正しく表示されません。
- 表示されるグラフ(特に3Dグラフ)のサイズ、位置、縦横比、角度等がExcelの表示と若干異なる場合があります。
- データテーブルの表示には対応していません。
- 軸目盛の表示単位には対応していません。
- 値以外のデータラベルは表示できません。またバブルチャートにおける複数の値データラベル表示には対応していません。
- データラベルの凡例マーカー表示には対応していません。
- グラデーション、テクスチャなどの複雑な塗りつぶし効果には対応していません。
- 軸ラベルの縦書きには対応していません。
- 階層項目ラベルは正しく表示されない場合があります。
- 軸目盛の最小値/最大値、目盛間隔などがExcelと異なる場合があります。
- 複合チャートは凡例アイテムが正しい順番で表示されない場合があります。
- 誤差範囲のカスタム指定(セル範囲による指定)には対応していません。
- データラベルの表示位置がExcelと異なる場合があります。
- 線スタイルの下方3パターンには対応していません。
- 軸ラベルフォントの「上付き」「下付き」には対応していません。
- グラフエリアの「角を丸くする」には対応していません。
- 近似曲線の数式表示には対応していません。
content-type は "application/vnd.ms-excel" です。
動作環境
XSL Formatter の動作環境に準じます。
- 評価版では、指定によらず常に最初のチャートが描画されます。
導入条件
- XSL Formatter V4.0以降のバージョンにて使用可能です。
価格/購入方法
価格
購入方法
お申し込みは「アンテナハウス直販」もしくは、XSLFormatterリセラー様からご購入頂くことができます。
詳しくは
アンテナハウス直販
、または
アンテナハウス・システム製品リセラー
をご覧ください。