「PDF」 変換条件(書き出し)

埋め込み可能なすべてのフォントを埋め込む

PDF への変換時に、変換元で使用されているフォントで埋め込みが許可されたフォントのアウトラインデータをPDFに埋め込みます。本オプションでは、TrueTypeフォントのみ、この機能を使用することがで きます。フォントが埋め込みできない場合は、空白文字で置き換えます。

見出しをしおりに変換する

変換元がMS-Word 97/98/2000/2001/2002/2003/X(テン)または一太郎 8/9/10/11/12/13で、標準の見出し書式(Wordでは「見出し1」~「見出し9」、一太郎では「大見出し1」~「大見出し5」、「中見出し1」~「中見出し5」、「小見出し1」~「小見出し5」)が使用されていた場合に、PDFの「しおり」に変換します。また、Wordの見出しはアウトラインレベルに応じて階層化して変換します。

脚注をPDFリンクに変換する

変換元で脚注が使用されていた場合、PDFへの変換時にPDFリンクに変換します。これにより、変換後のPDF上で脚注をクリックすると、関連するトピックにジャンプして表示することができます。リンク先で表示するサイズは、「リンク先の倍率」で指定してください。

ハイパーリンク指定をPDFリンクに変換する

変換元でハイパーリンクが使用されていた場合、PDFへの変換時にPDFリンクに変換します。これにより、変換後のPDF上でハイパーリンクをクリックすると、関連するURLを表示することができます。リンク先で表示するサイズは、「リンク先の倍率」で指定してください。

リンク先の倍率

「脚注をPDFリンクに変換する」「ハイパーリンク指定をPDFリンクに変換する」のいずれかを指定した場合、リンク先で表示するサイズを以下のいずれかに指定することができます。

現在の倍率を維持:リンクする前の表示サイズで表示します。

ページ全体を表示:リンク先でビューサイズにページ全体が収まるように表示します。

幅に合わせて表示:リンク先でビューの幅のサイズに全体が収まるように表示します。

描画幅に合わせて表示:リンク先でページに含まれるテキストや画像の幅がビューの幅に合うように表示します。

文書を開くために必要なパスワード

「ユーザパスワード」を設定します。セキュリティ設定時の暗号 化は 40-bit RC4(Acrobat3.x,4.x) を使用します。

ユーザパスワードが設定されたPDFファイルはAcrobat,AcrobatReader でファイルを開く際に パスワードの入力が必要になります。

パスワードには、32Byteまでの文字が指定可能です。0x20 ~0x7E、0xA1~0xDF の範囲以外の文字(漢字など)は使用できません。

権限とパスワードの変更に必要なパスワード

「マスタパスワード」の設定をします。

マスタパスワードが設定されたPDFファイルは、AcrobatまたはAcrobatReader でPDFに設定された制限を変更する際に パスワードの入力が必要になります。

パスワードには、32Byteまでの文字が指定可能です。0x20 ~0x7E、0xA1~0xDF の範囲以外の文字(漢字など)は使用できません

印刷を許可しない

PDFファイルの内容を印刷できなくなります。

文書の変更を許可しない

PDFファイルの内容を変更できなくなります。

内容のコピーや抽出を許可しない

PDFファイルの内容をコピーしたり、抽出できなくなります。

注釈とフォームフィールドの追加や変更を許可しない

PDFファイルに注釈やフォームフィールドを追加できなくなります。

圧縮方式

PDFファイル内に格納するラスタイメージデータの圧縮方法を「自動」、「ZLIB圧縮」,「JPEG圧縮」から指定し ます。実行環境の画面のプロパティの画面の色の設定が256色となっている場合、指定によらず 「ZLIB」 圧縮となります。「自動」が指定された場合、JPEG/ZLIB 双方の圧縮方法から、サイズが小さくなる側を選択しま す。双方の圧縮を実際に行って判定するため、JPEG/ZLIB 指定に比較して、変換に時間がかか ります。

JPEG画質

JPEG形式でイメージデータを格納する場合の画質を1~100の範囲で指定します。

数字が大きいほど画 質は上がりますが、出力されるPDFのファイルサイズが大きくなります。

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文書名変更 - PDF