■ページレイアウト表示とドラフト表示
旧ビューアでの文書の表示には、印刷イメージを再現する「ページレイアウト表示」と、本文の文字情報のみを表示する「ドラフト表示」を切り替えて利用できます。「ドラフト表示」では、枠内容や文字位置以外で貼られた図形、線画などは表示されませんので、通常は「ページレイアウト表示」でご利用ください。但し、文字列をクリップボードにコピーしたいときは「ドラフト表示」にする必要があります。
表示の切り替えはツールバーのボタン( ページレイアウト、 ドラフト)または「表示(V)」メニューから実行できます。また文字列の選択操作(範囲をドラッグ)をすると「ドラフト表示」に切り替わります。
■文書情報
「文書情報」を実行すると、ワープロ文書を作成したときの、表題・著者名・日付・用紙サイズ・行数・文字数などを表示します。情報を表示できる項目は、ワープロにより異なります。
■文書中に設定されたハイパーリンク
ワープロ文書中にハイパーリンクが設定されていると、その部分にマウスカーソルを置くとマウスカーソルの形状が になります。また、ハイパーリンクが文字列に設定されているときは、その文字列が青色の下線付き表示になります。
ハイパーリンクをクリックすると、設定されたリンク先にジャンプします。リンク先が他の文書ファイルのときは、その文書ファイルを開いてリンク先にジャンプします。リンク先がインターネットのURLアドレス(例えばhttp://www.antenna.co.jp/ )のときはWebブラウザを起動します。
また、ハイパーリンクが設定されていないインターネットのURLアドレスでも、ドラフト表示モードでアドレス部分を範囲指定しておき、「URLの実行」ボタン をクリックすると、Webブラウザが起動してそのホームページにアクセスできます。
■テキスト・HTML・MS-RTFの扱い
テキストファイル、HTMLファイル、MS-RTFファイルは英文ワープロとしても日本語ワープロとしてのどちらででも扱えきます。自在眼の標準設定はMS-RTFを除き「英文ワープロ」です。文書中に日本語が含まれていた場合でも、テキストとHTMLは英文ワープロ扱いになります。テキスト、HTML、MS-RTFを日本語ワープロに変換したい場合は、プロパティの「一般」パネルから「日本語ワープロとして扱う」のテキスト・HTML・RTFをチェックして、ファイルを開き直してください。また、日本語文書がうまく表示できない場合も、プロパティを変更してみてください。また、HTMLはInternet Explorerの機能を利用しての表示もできますが、日本語ワープロとして扱う指定のほうが優先されます。
■ワープロ専用機文書の利用
ワープロ専用機で作成された文書ファイルは、通常はパソコンでは読み書きできないため本製品でもそのままでは扱えません。但し、弊社製品の「リッチ・テキスト・コンバータ」シリーズ(販売終了)では、ワープロ専用機の文書ファイルを本製品で扱える形式で保存できます。それを仮想ディスクおよびDOC’ing(ドッキング)形式ファイルといいます。