3–16 コマンドライン

コマンドライン

アウトライナーは、コマンドラインで次の機能を実行できます。

コマンドラインの詳細

コマンドラインで使用できるアウトライナーのコマンドと構文は次のとおりです。

OutlinerCmd { /D <filepath> [ /K <password> ] [ /A <outputtype> ][ /S <filepath> ] ] or [ /I <outputtype> ] or [ /B <filepath> ][ /L <outputtype> ] or [ /N <filepath> ] [ /O <filepath> ] [ /X ] [ /V ] [ /H ]

コマンドライン引数の一覧と説明

引数説明
/D入力PDFファイルを指定。省略不可
 
/KPDFのパスワードを指定。
 
/A自動生成したしおり情報を出力する、しおり外部ファイルの形式を指定する。
@XML 結果をXML形式で出力
@CSV 結果をCSV形式で出力
@JSON 結果をJSON形式で出力
 
/S自動生成のオプションファイル(xml)のパスを指定する。
 
/IPDFの既存のしおりを出力する、しおり外部ファイルの形式を指定する。
@XML 結果をXML形式で出力
@CSV 結果をCSV形式で出力
@JSON 結果をJSON形式で出力
 
/BPDFに挿入する、しおり外部ファイルのパスを指定する。
形式は XML , CSV , JSONで、拡張子で判定する。
XML形式の拡張子 “.xml”
CSV形式の拡張子 “.csv”
JSON形式の拡張子 “.json”
指定された場合、既存のしおりは削除される。
 
/L 既存のリンク注釈を出⼒する、リンク注釈外部ファイル形式を指定する。
@XML 結果をXML形式で出力
@CSV 結果をCSV形式で出力
@JSON 結果をJSON形式で出力
 
/NPDFに挿⼊する、リンク注釈外部ファイルパスを指定する。
形式は XML , CSV , JSONで、拡張子で判定する。
XML形式の拡張子 “.xml”
CSV形式の拡張子 “.csv”
JSON形式の拡張子 “.json”
指定された場合、既存のリンク注釈は削除される。
 
/O出力先ファイルパスを指定。
/Bが指定された場合はPDFファイルの出力先パス、
/Aまたは/Iが指定された場合はしおり外部ファイルの出力先パスになる。省略不可
 
/Xしおりチェックを実施。しおりをチェックし、飛び先かファイルが存在するかをチェックする。
可否:レベル:テキスト:ページ番号:ファイルパス又はURLの順で表示。可否は指定した飛び先かファイルが見つかった場合"○"、見つからない場合"×"を表示。
 
/Yリンク注釈チェックを実施。リンク注釈をチェックし、飛び先かファイルが存在するかをチェックする。
可否:リンク元:ページ番号:ファイルパス又はURLの順で表示。可否は指定した飛び先かファイルが見つかった場合"○"、見つからない場合"×"を表示。
 
/V処理の進行状況を表示する。
 
/H or /?ヘルプ表示
 

例1)input.pdfにしおり(bookmark.csv)を挿入してoutput.pdfに出力

> OutlinerCmd /D input.pdf /O output.pdf /B bookmark.csv

例2)input.pdfを自動解析してしおりをbookmark.xmlに出力

> OutlinerCmd /A @XML /D input.pdf /O bookmark.xml

例3)input.pdfが持つ既存のしおりをbookmark.jsonに出力

> OutlinerCmd /I @XML /D input.pdf /O bookmark.json

例4)input.pdfにリンク注釈外部ファイルのXMLを挿入してoutput.pdfを出力

> OutlinerCmd /D input.pdf /N @XML /O output.pdf