News Release

2006年10月23日
アンテナハウス株式会社


サーバベース・コンバータ V1.3を出荷開始
 


 アンテナハウス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小林徳滋)は、本日より「サーバベース・コンバータ V1.3」を出荷開始します。サーバベース・コンバータは、インターネットやイントラネットに接続されたサーバ上で、Microsoft Office 文書ファイル、PDF ファイル、Justsystem 一太郎ファイル、テキストファイルやSVGファイルなどを、配布・閲覧に適した各種の標準形式に高速変換することができます。

■V1.3での強化点

  1. .NET Framework2.0 に対応
  2. Microsoft Word, Microsoft PowerPoint から PDF への変換でハイパーリンクの埋め込みに対応しました。
  3. Microsoft Word から PDF への変換で見出しマップをしおりに出力するようにしました。
  4. Microsoft Word の変換精度を改善しました。
  5. 変換元に テキストファイル を追加しました。
  6. Microsoft Excelからの変換で末尾の空白ページを変換しないようにした
  7. Pro版の変換元に Justsystem社 一太郎文書 を追加(一太郎8以上に対応)しました。

■主な特徴

次の機能はStandard(標準)版とPro版で共通です。

1.Microsoft Office互換ページネーション・エンジン

アンテナハウスが独自に開発した Microsoft Office 互換ページネーション・エンジンで Office 文書を読み込んでページアップし、出来上がったページの内容を PDF、SVG、画像ファイルにして出力します。変換サーバでは Microsoft Office を使いませんので、次のような優れた長所があります。

* Microsoft のライセンス契約を気にすることなく運用できます。
* 同じようなことを行なう他社製品の方式は Micorsoft Office をサーバ上で動かして、プリンタドライバで PDF、SVG や画像を作成します。他社の方式と比較して高速で、安定性に優れます。
* Windows はもちろん、Solaris や Linux などの OS でも運用できます。
* ASP サービスにお使いいただくこともできます。

2.Adobe Reader互換のPDF読み込みエンジン

アンテナハウスが独自に開発した Adobe Reader 互換エンジンで PDF ファイルを読み込んでページアップし、ページの内容を SVG、画像ファイルにして出力します。変換サーバでは Acrobat もAdobe Reader も使いませんので、次のような優れた長所があります。

* AdobeはAdobe Readerのエンドユーザ・ライセンス契約でAdobe Readerをサーバにインストールすることを禁止しています
* サーバベースコンバータを使えば、アドビのライセンス契約を気にすることなくPDFを画像に変換できます。
* Windows はもちろん、Solaris や Linux などの OS でも運用できます。
* ASP サービスにお使いいただくこともできます。

3.独自PDF出力エンジンを使用

PDF 出力は Adobe の Acrobat や Distiller を使わず独自に PDF ファイルを生成しますので、Acrobat のライセンスは不要です。接続数無制限のサーバ上で Microsoft Office 文書を PDF 化したり、ASP サービスが可能です。

4.SVGネイティブ出力エンジンでSVG変換

SVG 出力では、SVG 1.1 だけでなく SVG Basic/SVG Tiny の出力も可能です。 SVG Basic/SVG Tiny 出力に対応することにより、Office 文書や PDF 文書の内容をモバイル端末や携帯電話向けに配信するサービスにも活用できます。

5.文書を JPEG/PNG 画像に変換

Office 文書、PDF 文書などを JPEG/PNG(Windows版のみ)画像に変換できます。先頭ページのみを高速に画像変換できますので、サムネイル作成に最適です。

6.組込みインターフェイス

コマンドラインインターフェイス、.NETインターフェイス、COMインターフェイス、 Javaインターフェイスを用意しています (.NETインターフェイス、COMインターフェイス は Windows版のみ)。 いずれもストリーム処理が可能です。これらを利用して様々なサーバ・アプリケーションへの組み込みが簡単に行えます。

■価格

1.エンドユーザ・ライセンス

(1) Standard(標準)版 (従来と同じ)
  1サーバCPUあたり 262,500円(消費税込み)

(2) Pro版
  1サーバCPUあたり 367,500円(消費税込み)

2.ソフトウェア開発ライセンス
  1サーバCPUあたり 210,000円(消費税込み)

※「ソフトウエア開発ライセンス」は、「サーバベース・コンバータ」を企業内システムやアプリケーションに組み込んだり、システムの検証、保守をするシステム開発向けの割安なライセンスです。ソフトウェア開発ライセンスを実運用するシステムに適用することはできません。実運用システムには、通常のサーバライセンスを別途お求めください。

3.その他
ISV(ソフトウエア・メーカ)向けの複製再販権付きライセンス契約も承ります。個別見積となりますので、営業窓口までお問い合わせください。

■販売開始日

 2006年10月23日(月曜日)

■問い合わせ先

 〒102-0074 東京都千代田区九段南4-3-13 麹町秀永ビル4F
  アンテナハウス株式会社(本社)
  サーバ製品パートナー営業グループ
  TEL.03−3234−9631
  FAX.03−3221−9975
  E-mail:sis@antenna.co.jp

■ホームページ

http://www.antenna.co.jp/sbc/

■デモサイト

http://conv.antenna.co.jp/sbc/

ファイルをアップロードすると指定したメールアドレス(携帯電話はNTTDoCoMoのみ)へ先頭1ページ目を変換し送信します。

■サムネイル作成サービス

http://conv.antenna.co.jp/tsbc/

ファイルをアップロードすると先頭1ページ目を変換し、サムネイルを作成します。
また、作成されたサムネイルへのリンクタグも作成します。