アンテナハウス株式会社(本社:東京、社長:小林徳滋、資本金:4,000万円)は、2007年3月15日より、「Web Service Interface V2.0 for XSL Formatter V4.1」を出荷開始いたしました。
本製品は、サーバ上で動作する XSL Formatter V4.1 を、インターネットを介してクライアントから簡単に使用するためのソフトウェアです。XSL Formatter V4.1 は、標準レイアウト指定言語XSL-FOで記述されたコンテンツを、紙に印刷したり、PDFやSVGに出力するための組版用ソフトウェアとして定評のある弊社製のソフトフェアです。
通常、サーバ上の XSL Formatter V4.1 をクライアントから利用するためには、サーバ側で、.NETやJava等を用いたアプリケーション開発が必要となります。XMLとXSLをPDFに変換するだけのような単純な処理を行う場合でも同様です。
Web Service Interface V2.0 は、このような定型処理を、サーバ上でのアプリケーション開発をすることなく行うことを可能にします。
また、本バージョンでは、新たにクライアント上における、「フォルダ監視サービス」機能を用意しました。これは、指定されたフォルダに変換したいファイルを放り込むだけで、変換結果を得ることができます。
本製品の主な特徴は以下のとおりです。
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サーバ用のアプリケーション開発の必要がありません。XSL Formatter V4.1 がインストールされたサーバ上に、Web Service Interface V2.0 のサーバモジュールをインストールするだけで、サーバ側の準備が整います。
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クライアント上では、サーバ上の XSLTプロセッサ や XSL Formatter V4.1 を利用するためのコマンドと組版対象データをまとめてサーバに送信します。
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サーバ側では、送信されたコマンドに従って XSLTプロセッサ や XSL Formatter V4.1 を動かし、送信されたデータを処理してクライアントに返送します。
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送信するコマンドは、標準の JavaScript (ECMAScript) をベースにしているので、新しく学ぶ箇所が非常に少なく、簡単に使うことができます。
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サーバとクライアント間のメッセージは、SOAP/HTTPプロトコルを使って通信します。
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クライアント上では、フォルダ監視サービスを利用することにより、さらに簡単に XSL Formatter V4.1 を利用することができます。
対応プラットフォーム
Windows版 |
Windows 2000,
Windows XP,
Windows Vista,
Windows Server2003
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価格(日本国内、消費税込み)
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