News Release 2006年6月1日
アンテナハウス株式会社

XML組版・閲覧ソフトウェア
XSL Formatter V4.0
2006年6月1日出荷開始

アンテナハウス株式会社(本社:東京、社長:小林徳滋、資本金:4,000万円)は、2006年6月1日より、「Antenna House XSL Formatter V4.0」を出荷開始いたします。 本製品は、標準レイアウト指定言語XSL-FOで記述されたコンテンツを、紙に印刷したり、PDFやSVGに出力するための組版用ソフトウェアです。

XSL-FOは、Web関連技術の規格を定めている World Wide Web Consortium(W3C)が、2001年10月にバージョン1.0を勧告した世界標準の仕様です。 当社は、1999年よりXSL-FO用の組版ソフトウェアの開発を進め、現在、V3.4を販売しております。 XSL-FOの組版ソフトウェアは、世界的に数10種類以上販売されていますが、XSL Formatter は、世界市場において高い評価を得ており、30ヶ国以上での販売実績を誇っています。

XSL-FOは、汎用で高度なレイアウト指定言語であることから、非常に幅広い用途に使われています。以下に一例を挙げます。

W3Cの定めるXSL-FO仕様は、現在バージョン1.0が勧告されています。バージョン1.1は、策定作業が進行中でありますが、当初の予定より遅れており、未だ勧告に至っていません。 当社は、バージョン1.1のドラフトの段階から積極的に実装作業を進めてまいりました。 XSL Formatter V4.0 は、勧告候補ではありますが、XSL-FOバージョン1.1の仕様を網羅した、世界初のソフトウェアです。

XSL Formatter V4.0 は、利用者からの幅広い要望に応えるために、XSL-FO仕様では実現できないさまざまな機能拡張や、追加機能のためのオプションを用意しています。それらの多くは、利用者の声が直接反映されたものです。 未実装の要望は、これからも実装していく予定です。それによって、より利用者の側に立ったソフトウェアとなることでしょう。