第6章 Office Open XML Language Reference

Data Type

Data Type

本章の中で登場するData Typeを紹介します。percentage、twipを除き、XML Schemaで定義されている単純型で示しています。より厳密な定義についてはそれぞれのXML Schemaを参照してください。

string
文字列。指定可能な値が特定の文字列であるものは別に付記しています。
token
すべての空白をSPACEに置換した文字列。
int

-2147483648から2147483647までの整数値。

decimal
10進数値。
unsignedInt
0から4294967295までの正の整数値
hexBinary
4オクテット(8桁の16進数)
unsignedByte
0から255までの正の整数値
boolean
真偽値。true、on、1がTrue。false、off、0がFalse。
percentage
ECMA-376:2006、ISO/IEC 29500(初版)では正負の数値だったが、現在の版では数値末尾に「%」が入る場合もある。「10%」など。
twip
Twentieth of a point。1/20 pt = 1/1440 inch。型としては、10進数値のみのときtwip、数値直後に単位mm、cm、in、pt、pc、piを含むときその単位の値として扱われる。

スキーマでの制約としてintやdecimal型といった数値になっていても、その数値の解釈については仕様書で確認する必要があります。

EMU(English Metric Units)

EMUとは、English Metric Unitsという単位で、1 cmが36000 EMUs、1 inchが91440EMUsとなります。