スキーマでの制約としてintやdecimal型といった数値になっていても、その数値の解釈については仕様書で確認する必要があります。
Data Type
本章の中で登場するData Typeを紹介します。percentage、twipを除き、XML Schemaで定義されている単純型で示しています。より厳密な定義についてはそれぞれのXML Schemaを参照してください。
- string
- 文字列。指定可能な値が特定の文字列であるものは別に付記しています。
- token
- すべての空白をSPACEに置換した文字列。
- int
-
-2147483648から2147483647までの整数値。
- decimal
- 10進数値。
- unsignedInt
- 0から4294967295までの正の整数値
- hexBinary
- 4オクテット(8桁の16進数)
- unsignedByte
- 0から255までの正の整数値
- boolean
- 真偽値。true、on、1がTrue。false、off、0がFalse。
- percentage
- ECMA-376:2006、ISO/IEC 29500(初版)では正負の数値だったが、現在の版では数値末尾に「%」が入る場合もある。「10%」など。
- twip
- Twentieth of a point。1/20 pt = 1/1440 inch。型としては、10進数値のみのときtwip、数値直後に単位mm、cm、in、pt、pc、piを含むときその単位の値として扱われる。
EMU(English Metric Units)
EMUとは、English Metric Unitsという単位で、1 cmが36000 EMUs、1 inchが91440EMUsとなります。