無視してよい名前空間を示す
mc:Ignorable
アプリケーションはmc:Ignorableに指定された名前空間に対応していないとき、その名前空間の要素・属性を無視して処理を継続できます。無視される名前空間の要素・属性は、XMLを検証する場合などでは除かれることになります。
mc:Ignorable属性には、名前空間を接頭辞で指定します。複数の接頭辞を指定する場合、半角スペースを区切り文字とします。
このとき、後述する指定を行わない場合、その要素の子孫も無視されます。
拡張した名前空間antennaを含む文書を、この拡張に対応していないアプリケーションで開いたとき、Ignorableに指定されたantenna名前空間のrWrap要素はその子孫ごと無視されます。
「拡張テキスト」を含むrは通常のWordprocessingML名前空間です。mc:Ignorableの有効なスコープは記述した要素以降の子孫であるため、通常ルート要素で指定します。しかし、ルート以外の位置でも指定できます。