Workbook
workbook.xmlの中は非常に単純で、主な情報はワークブックを構成するワークシートの列挙です。
sheets要素の中に列挙されたsheet要素(Sheet Information)に記述されるのがワークシートの情報です。
必須の情報として、ユーザーに表示されるシート名を表すname属性、関連付けを参照するためのid(rId)属性、アプリケーションで内部的に使用されるsheetId属性(Sheet Tab ID)があります。r:Id属性の値は関連付けによってワークシートを参照するためのIDであり、sheetIdはSpreadsheetMLアプリケーション内での操作に利用されるIDです。
オプションの属性として、ワークシートの表示、非表示を設定するstate属性(Visible State)があります。無指定のときは表示(visible)が指定されているのと同等です。
sheet要素の関連付けIDと関連付けファイルによってワークシートのファイルが判別されます。ワークブックの関連付け(workbook.xml.rels)には、次のようにrIdとワークシートファイルのURIが記述されています。
同じ関連付けIDの値を持つRelationship要素のTarget属性の値がワークシートファイルのURIになります。