4–7 テキストの指定漏れの確認

テキスト枠の内側の文字がテキスト抽出の対象から漏れていないかをチェックします。文字は見えない範囲まで広がっており、その範囲はフォントによって変わります。テキスト抽出するとき、文字漏れがないかを簡単に確認できます。

指定漏れチェック

  • 指定漏れチェックは、以下の手順で行います。
  • (1)「指定漏れチェック」ボタンをクリックします。
  • (2)チェックを行いたいテキスト枠の枠線上にマウスを移動して左クリックし、テキスト枠を選択状態にします。
  • (3)テキスト枠の範囲に含まれ、テキスト抽出の対象となる文字をすべてハイライト表示します。枠線の境界に文字がかかるなどテキスト枠の範囲外であると見なした文字は抽出対象とならず、ハイライト表示しません。

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図4・27 抽出される文字をハイライト表示
  • 「指定漏れチェック」ボタンを有効にした状態で、[Ctrl]キーを押しながらマウスで複数のテキスト枠を選択し、チェックすることも可能です。また、キーボードから[Ctrl]キー+[A]を押下して画面上のすべてのテキスト枠を選択すると、ページ全体で指定漏れをチェックできます。

【ヒント】

  • ハイライトされない文字を抽出対象にするには、テキスト枠のサイズを大きくするか枠の位置を移動してください。

【注意】

  • [指定漏れチェック]ボタンが有効である間は、いずれかのテキスト枠を選択したタイミングで常にチェックを行い、文字をハイライト表示します。このため使用環境によっては操作に時間がかかる場合があります。
  • チェックが不要になった場合は[指定漏れチェック]ボタンを再度クリックして、チェック処理を解除してください。