セキュリティ(プロパティ)

設定セキュリティ設定パスワード開くパスワード文書を開くパスワード

出力するPDFに、パスワードによるセキュリティを設定できます。

PDFのパスワードには次の2種類があります。

  • 「文書を開くパスワード」: PDFをリーダーで開く際に要求するパスワード
  • 「権限パスワード」: 印刷やPDF内容を操作する権限を変更する際に要求するパスワード

元のPDFにパスワード設定があれば、その設定が継承されます。
但し、PDFを開く際に「権限パスワード」を入力すると「文書を開くパスワード」は破棄されます。破棄したくないときは、PDFを開く際に「文書を開くパスワード」を入力してください。

[ファイル]タブの[プロパティ]-「セキュリティ」

図2・19 [ファイル]タブの[プロパティ]-「セキュリティ」

セキュリティの解除

セキュリティ設定のあるPDFを開いてセキュリティ設定を変更する場合は、セキュリティを解除する必要があります。[解除]ボタンをクリックして権限パスワードを入力することで、セキュリティを解除できます。

[解除]ボタンをクリックすると「パスワードセキュリティ解除」ダイアログが出るので、権限パスワードを入力して[OK]ボタンをクリックしてください。

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解除ボタン
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「パスワードセキュリティ解除」ダイアログ

[解除]ボタンでは、PDFに設定されているパスワードは削除されません。PDFファイルからパスワード情報を消すには、「セキュリティ方法」を「セキュリティなし」に変更して、セキュリティを解除したPDFとして保存し直す必要があります。

セキュリティの追加

セキュリティ設定を追加したいときは、「セキュリティ方法」で「パスワードによるセキュリティ」を選択してパスワードを指定します。これにより、出力されるPDFにセキュリティが設定されます。

パスワードによるセキュリティ

セキュリティの設定項目

暗号化レベル

暗号化するコンテンツ