「画像」グループ

OCR補正機能「画像」グループ

表示しているページの回転・傾きの指定、領域認識を行います。

images/ocr_ribbon_image.png

図3・91 「画像」グループ

操作方法

images/ocr_kaiten.png

図3・92 回転の補正

リボン上の[回転]ボタンをクリックし、回転角度を指定します。

images/ocr_kakudo_ikkatu.png

図3・93 「回転補正の一括指定」ダイアログボックス

images/ocr_katamuki.png

図3・94 傾きの補正

リボン上の[傾き]ボタンをクリックし、補正方法を指定します。

images/ocr_kakudo.png

図3・95 「角度の指定」ダイアログボックス

images/ocr_katamuki_ikkatu.png

図3・96 「傾き補正の一括指定」ダイアログボックス

lighton.gif 【ヒント】

images/ocr_recogarea.png

図3・97 領域の認識

images/ocr_recog_result.png

図3・98 領域認識の結果

images/ocr_ryoiki-drag2.png

図3・99 枠の操作

images/ocr_ryoiki_ocr.png

図3・100 OCR条件の指定
① 言語
OCR処理対象となる文書の言語を指定します。元データ中に指定された言語以外の文字があると文字化けや誤変換が生じる場合があります。

lighton.gif 【ヒント】

  • 通常は[日本語]を選択してください。
  • 日本語以外で記述されたPDFを[日本語]モードで変換すると、文字によっては誤変換する場合があります。そのようなときは記述された言語に切り替え、言語に適したフォントを指定してみてください。
② フォント
指定した言語に用いるフォントを指定します。言語を日本語に指定した場合は、元データ中のアルファベットと数字のみ別のフォントに指定できます。言語を変更した場合は、その言語に対応した適切なフォントを指定してください。

lighton.gif 【ヒント】

OCR処理を使用した変換では、変換結果の文字列に対して一括で指定したフォントが適用されます。このため、元データ中に複数の言語が混在しているような場合は、指定した言語以外の文字が正しく変換されません。

③ 最小フォントサイズ
OCR処理では画像から認識した文字の大きさでフォントサイズを決定しますが、解像度などの条件により文字が実際より小さいサイズに認識されることがあります。そのような場合、小さなフォントサイズを一定の大きさに揃えることで編集しやすくできます。
ここで指定したサイズ以下の文字は、最小フォントサイズで出力します。変換形式として「OCR結果をPDFファイルに埋め込む」が選択されていると、これらの設定は無視されます。
④ DPI値
本製品では、OCR処理を行う際に対象となるページをビットマップ画像に変換します。ここで設定するDPI値はこのとき作成する画像の解像度として参照されます。96~500(dpi)の範囲で設定します。

lighton.gif 【ヒント】

一般的に解像度が低いと文字の認識率は低下し、解像度が高いと認識率は高くなります。しかし、高解像度に設定した場合、画像作成に長時間かつ大量のメモリーを必要とするため、場合によっては処理に失敗する可能性もあります。通常は、300~400dpiの範囲を指定してください。

images/ocr_ryoiki-del.png

図3・101 「認識結果の削除を確認」ダイアログボックス

lighton.gif 【ヒント】

領域種別は、「領域」グループのコマンド・ボタンを使って変更します。

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