1–7 PDF 編集時の制限
- 本製品の修正テープ機能を使うとPDF上の文字を隠して別のPDFに保存できます。この機能には「修正テープ(墨消し)」とただの「修正テープ」の2種類が存在します。前者はPDFから文字等の内容を完全に削除するものになりますが、後者は文字を外見上見えなくするだけで、PDF から文字等を削除するものではありません。PDF に文字データは残っていますので、抽出や検索を行った場合には出力されます。ご注意ください。また、署名されているPDFでは「修正テープ(墨消し)」は使用できません。
- 本製品で挿入できるイメージファイル(画像)は、BMP、GIF、JPEG、WMF、EMF、PNGの6種類ですが、それ以外にPDFを画像として挿入できます。
- 本製品で入力できるテキストは Unicode文字に対応しています。ビューアの画面表示において、フォント中にグリフ(字形のデータ)が存在しないにもかかわらずWindowsが画面に文字を表示(代替表示)してしまうことがあります。こうした文字は画面表示通りに印字できず、PDF 出力したものも文字の表示はできません。
- 差し込みテーブル自体の回転角度とページの回転角度が同じでない場合、差し込みテーブルは編集できません。編集する必要がある場合は一度回転を戻してください。
- ページが回転した状態では手書きオブジェクトの選択、移動、削除、コピー&ペーストができません。これらの処理が必要な場合は一度回転を戻してください。
- PDFフォームの作成ができますが、作成したフォームへの入力操作はできません(プレビューモードはありません)。
- ボタン以外のフォームではアクションを設定できません。また設定可能なアクションは「フォームを送信」と「フォームをリセット」の2種類のみとなり、アクション対象は同ページに存在する全てのフォームになります。
- 一部のオブジェクト(修正テープ、テーブル、手書き、フォーム各種)は回転できません。
- テキストボックスへの文字入力時は角度に関わらず文字が正立した状態になります。
- 黄色い特殊ハンドルは回転した状態では非表示になり操作できません。
- 画像のトリミングと回転は同時に行うことができません。