イメージスキャナーを使って取り込んだデータをOCR処理して変換すると、処理エラーが発生する場合があります。
本製品を使って画像データから変換する場合、いったんページ全体を画像に変換し、これを対象としてOCR処理します。この場合、画像解像度(dpi)の値を高く指定しているとメモリーを多量に消費するために画像化に失敗することがあります。
イメージスキャナーを使って取り込んだデータをOCR処理して変換すると、文字化けがひどく期待した結果が得られません。
本製品で文字が画像化されたPDFファイルから変換する場合、いったんPDFファイルのページ全体を画像に変換してからOCR 処理します。
[スキャナーから追加する]を選択するとエラーが表示されて次に進めません。
[スキャナーから追加する]を選択したときに以下のエラーが表示された場合は、お使いのパソコンにスキャナードライバーがインストールされていない可能性があります。 
「ソースの選択」画面でスキャナーを選択するとエラーが表示されて次に進めません。
「ソースの選択」画面でスキャナーを選択したときに以下のエラーが表示された場合は、スキャナーがパソコンに接続されていない可能性があります。その場合は、いったんエラー画面を閉じ、スキャナーがお使いのパソコンに接続されているかを確認してから、再度[スキャナーから追加する]の操作を行ってみてください。 
OCR処理によって出力されるPDFファイルのサイズが、処理対象となるファイルより大きくなります。
処理対象となるのが画像ファイルの場合、ファイルのフォーマットによっては、処理対象となる画像ファイルより出力されるPDFファイルのほうが、ファイルサイズが大きくなる場合があります。(特にJPEGファイルの場合)
【ヒント】
OCR補正機能を使って表の領域を指定したところ、領域の中の文字が何も変換されません。
OCR補正機能を使って表の領域を指定した場合は、領域中に含まれる線の情報を参照して表とその中に含まれるテキストを認識します。このため、表領域を指定した範囲の中に線の情報が何もない場合は、表として判断がされず、テキストを含めて変換対象となりません。線の情報を含まない範囲を変換する場合は、横書きテキスト領域を指定してください。
OCR機能を使って英文のPDFを変換したところ、複数の英単語がつながって変換されてしまいました。
OCR機能では、既定の言語として「日本語」が設定されています。この状態で日本語以外の言語で記述された文書を変換すると、英単語の区切りがされす、すべてつながった状態で変換される場合があります。