- 標準の変換
PDFを解析して文書書式、段落書式、文字書式などを生成し変換先に再現します。通常、この設定を利用します。
- 表を作成する
既定値では、PDFで水平・垂直線に囲まれた矩形は変換先で表に変換します。このため、グラフなどの線画に使用される水平・垂直線もセルに変換してしまい、線画のイメージを再現できない場合があります。このようなときは設定を無効にしてください。
- レイアウト優先で変換
PDFのレイアウトの再現性を優先するため、ページ上のすべての文字列をテキストボックスで変換します。この設定を有効にすると、PDFのレイアウトを比較的保持して変換できますが、編集がしにくくなる場合があります。
【ヒント】
下図は、「レイアウト優先で変換」オプションを使用した変換例です。
左側は既定値でWordに変換した結果ですが、地図とその下の表が一部で重なって変換されてしまいます。
右側はレイアウト優先で変換した結果です。設定を有効に定することで、地図と表の重なりが解消されています。
レイアウト優先を指定すると、Word上の段落や表はテキストボックス内に変換されます（図の①、②、③）。
- 変換時のメモリー割り当て
PDFからWord 2007-2019（DOCX形式）への変換時に確保するメモリー量を指定します。通常は「標準」に設定してください。変換に失敗した場合は、メモリー量を「多くする」「より多くする」を指定することで、変換できる可能性があります。「より多くする」設定を行っても変換に失敗する場合は、Word 97-2003（DOC形式）を選択してください。