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3–10 PDFファイルの分割/ページ抽出/ページ削除
図3・42 対象となるPDFファイルが「対象ファイルリスト」に登録されている状態
複数のページからなるPDFファイルを対象に
指定したページを区切りとして複数のPDFファイルに分割
指定したページを新たなPDFファイルとして抽出
指定したページを削除
します。
「瞬簡PDF 作成 9」ウィンドウの「表示」メニューから「ページ分割/抽出/削除」を選択するか、画面上部の「ページ分割/抽出/削除」ボタンをクリックして、「ページ分割/抽出/削除」画面を表示します。
次のいずれかの方法を用いて処理対象となるPDFファイルを「対象ファイルリスト」に登録します:
エクスプローラから、処理対象となるPDFファイルアイコンを「対象ファイルリスト」にドラッグ&ドロップします。
「ファイル」メニューから「ファイルを追加...」を選択するか、
をクリックして表示される「開く」ダイアログボックスを用いて、対象となるPDFファイルを選択します。
「ファイル」メニューから「フォルダーを指定して追加...」を選択するか、
をクリックして表示される「フォルダーの参照」ダイアログボックスを用いて、対象となる文書ファイルが保存されているフォルダーを選択します。選択したフォルダーに含まれる文書ファイルが対象ファイルリストに登録されます。(サブフォルダーに含まれる文書ファイルは対象ファイルリストに登録されません。)
ラジオボタンを使って、PDFファイルに施す処理を選択します。
ラジオボタン「分割(全ページ)」
対象となるPDFファイルをページ毎に新たなPDFファイルとして分割します。
ラジオボタン「分割(指定ページ)」
「指定ページ」フィールドに入力した内容に従って、分割したPDFファイルを出力します。
ラジオボタン「抽出」
指定する範囲のページを新たなPDFファイルとして抽出します。例えば、ここで「5- 8, 15-20」と指
定した場合、対象となるPDFファイルの5~8ページ、15~20ページからなる新たなPDFファイル
が出力されます。
ラジオボタン「削除」
指定したページが削除された新たなPDFファイルとして出力します。
オプション「白紙を削除」を選択することで白紙ページを削除することが可能です。
「白紙」とみなされるページの条件については次項を御覧ください。
「指定ページ」フィールドに分割/抽出/削除の区切りとなるページ、またはその範囲をそれぞれ「,(カンマ)」、「-(ハイフン)」で区切って入力します。
分割(指定ページ)
で「 5, 8, 15 」と指定した場合、
A: 1ページ ~ 5ページ
B: 6ページ ~ 8ページ
C: 9ページ ~ 15ページ
D: 16ページ ~ 最終ページ
の4ファイルに分割されることになります。
抽出
で「5, 8-15」と指定した場合、5ページと8~15ページを結合した9ページから成る新たなPDFファイルが出力されます。
削除
で「5, 8-15」と指定した場合、処理対象となるPDFファイルの5ページと8~15ページが削除された新たなPDFファイルが出力されます。
分割/抽出/削除によって出力されるPDFファイルの出力先フォルダーを設定します。
入力ファイルと同じ
変換対象となる文書ファイルが保存されているフォルダーにPDFファイルを出力します。
マイドキュメント
「ドキュメント」フォルダーにPDFファイルを出力します。
デスクトップ
「デスクトップ」上にPDFファイルを出力します。
フォルダーを指定
「参照…」ボタンをクリックして表示される「フォルダーの参照」ダイアログボックスを用いて、
出力先フォルダーを指定します。
出力されるPDFファイルに設定するファイル名を指定します。
入力ファイルと同じ
PDFファイルの名前として、変換対処となる文書ファイル名を設定します。また、ラジオボタン右の
テキストフィールドに入力した文字列を文書ファイル名の末尾に追加することができます。
新しい名前をつける
ラジオボタン右のテキストフィールドに入力した文字列をファイル名に設定します。
「その他」ボタンをクリックして表示される「出力ファイル設定」ダイアログボックスを用いて、出力先フォルダーに既に同じ名前のファイルが存在する場合や、ファイル名に付加される連番の開始番号と0詰め桁数、処理が完了した後の処理内容などについての設定を行います。
出力ファイルと同じ名前のファイルがある場合
上書きする
新たに出力されるPDFファイルで上書き保存します。
ファイル名に連番を付ける、またはファイル名の連番を変えて保存する
新たに出力されるPDFファイル名に連番を付加して保存します。既に同じ連番を持つファイル
が存在する場合には、異なる連番をファイル名に付加して保存します。
“名前を付けて保存”でファイル名を指定する
「名前を付けて保存」ダイアログボックスを表示し、ファイル名を設定します。
連番
開始番号
ファイル名の末尾に付加する連番の開始番号を設定します。設定可能な値の範囲は、
0~999999999です。
0詰め桁数
ファイル名の末尾に付加する連番の0詰め桁数を設定します。設定可能な値の範囲は、
1~10です。
後処理
なし
後処理を行いません。
出力ファイルを開く
このオプションを選択するとPDFファイル出力後、拡張子PDFに関連付けられているAdobe
ReaderなどのPDF閲覧ソフトを用いて開きます。
最大
一度の処理で複数のPDFファイルが出力される場合、開くことができるPDFファイルの最大
数を設定します。初期値は1で、設定可能な値の範囲は、1~10です。
プラグインを使う
このオプションで処理が完了した後に実行するプラグインを指定することができます。
後処理用プラグインについての詳細は、PDFファイル出力後の後処理の後を参照してください。
実行時に確認メッセージを表示する
オプション「プラグインを使う」を有効にして、処理を実行する際に確認メッセージダイアログ
を表示します。
設定に誤りが無いことを確認した後、「実行」ボタンをクリックして、PDFファイルの分割/抽出/削除処理を実行します。
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