Microsoft Office アドイン機能の制限事項
- 以下のようなハイパーリンクを含む文書をPDF出力すると、ハイパーリンクの指定範囲(=リンク枠の位置)が不正になることがあります。
- 改行を含む文字列にハイパーリンクの指定がある場合
- 縦書き文書内でハイパーリンクを指定した場合
- ハイパーリンクを付加したWordアートや図形に「折り返しの種類と配置」機能等を加えた場合
- HTMLのブラウザでの表示結果をWordに貼付した場合
- Word文書内の画像やオートシェイプに設定されたハイパーリンク
- 文書内を移動するリンク以外のハイパーリンクについては、リンク情報が正しく出力されない場合があります。
- Excelファイルのシートにおいて印刷範囲が設定されている場合は、リンクの出力やコメントの注釈を作成することができません。該当するファイルの場合は、アドイン出力開始時に警告メッセージが表示されます。
- Excelファイルのシートにおいてヘッダに印刷タイトルとして「行」「列」タイトルが指定されている場合、リンクの出力やコメントの注釈を作成することができません。該当するファイルの場合は、アドイン出力開始時に警告メッセージが表示されます。
- Excelファイルにおいて保護シートが存在する場合は、リンクの出力やコメントの注釈を作成することができません。該当するファイルの場合は、アドイン出力開始時に警告メッセージが表示されます。
- Excelファイルにダイアログシートが含まれている場合、ダイアログシートより後ろのシートに対しては、しおりやリンクの出力、コメントの注釈の作成はできません。該当するファイルの場合は、アドイン出力開始時に警告メッセージが表示されます。
- 印刷設定のPDFバージョンがPDF/AあるいはPDF/Xのとき、「コメントをノート注釈に変換する」設定でアドイン変換を実行した場合は、印刷途中で失敗するためPDFファイルが出力されません。
- 印刷設定のPDFバージョンがPDF/Aのとき、「元の***ファイルを添付する」設定でアドイン変換を実行した場合は、印刷途中で失敗するためPDFファイルが出力されません。
- 印刷設定のPDFバージョンがPDF/Xのとき、「元の***ファイルを添付する」、「リンクを出力する」、「相互参照と目次をリンクに変換する」、「脚注をリンクに変換する」設定でアドイン変換を実行した場合は、出力されるPDFファイルはPDF/Xの仕様の範囲外となります。
- PowerPoint アドイン変換において、表の中の文字列に設定されたハイパーリンクをPDF のリンク注釈として正しく出力できません。
- Word文書上に隠し文字が存在する場合、しおりやリンクは作成されません。
- Word文書において、図形内の見出しはしおりに変換されません。
- ExcelのHYPERLINK関数によるリンクはPDFのリンクに変換されません。