C++インターフェースのライブラリファイルを利用するには、次の環境変数の設定が必要です。
32bitプログラムを作成する場合は32bit用ライブラリファイルを、64bitプログラムを作成する場合は64bit用ライブラリファイルをご使用ください。
環境変数名 | 設定値 |
---|---|
LD_LIBRARY_PATH | APIライブラリファイルが存在するディレクトリを設定します。 |
PTL60_FONT_CONFIGFILE | フォント構築ファイル「font-config.xml」のフルパス名を設定します。 |
PTL60_LIC_PATH | ライセンスファイル「ptalic.dat」が存在するディレクトリを設定します。 |
(設定例)
$ export LD_LIBRARY_PATH=[Install directory]/lib:${LD_LIBRARY_PATH}
$ export PTL60_FONT_CONFIGFILE=[Install directory]/fontconfig/font-config.xml
$ export PTL60_LIC_PATH=[Install directory]/License
PDF Tool APIでは、C++用のサンプルコードを用意しています。
ソースファイルは、「SHIFT-JIS」を使用しています。
以下は、サンプルプログラム「AppendPages.cpp」をコンパイルして実行する例です。
[ 注意事項 ]
PDF Tool APIはGCC4.8でビルドされています。したがって、サンプルコードをコンパイルする場合は、GCC4.8以降のコンパイラをご使用ください。
GCCのバージョンは、以下のコマンドで確認できます。
$ g++ --version
$ g++ AppendPages.cpp -o AppendPages -I [install directory]Include -L [install directory]/lib -lPtkAHCommon -lPtkAHDMC -lPtkAHGraphicService -lPtkAHFontService -lPdfTk -lPdfTkEx -lPtkAHPDFLib -lPtkAHPDFEditLib -lPtkPDFLinearizer -licuuc -licui18n -licudata
$ ./AppendPages in.pdf out.pdf append.pdf