Javaインターフェースのライブラリファイルを利用するには、次の環境変数の設定が必要です。
32bitプログラムを作成する場合は32bit用を、64bitプログラムを作成する場合は64bit用のファイルをご使用ください。
環境変数名 | 設定値 |
---|---|
CLASSPATH | 「PdfTkJava60.jar」のフルパス名を設定します。 |
PATH | 「PdfTk6JNI.dll」ほか「PdfTkJava60.jar」と依存関係にあるライブラリファイルが存在するフォルダパスを設定します。 |
PTL60_LIC_PATH | ライセンスファイル「ptalic.dat」が存在するフォルダパスを設定します。 |
(設定例:32bit APIを利用する場合)
> set CLASSPATH=C:\PDFToolAPI6\bin32\PdfTkJava60.jar;%CLASSPATH%
> set PATH=C:\PDFToolAPI6\bin32;%PATH%
> set PTL60_LIC_PATH=C:\PDFToolAPI6\License
Tomcatなどのアプリケーションサーバにおいて本インターフェイスを使用する場合、PdfTkJava60.jarをWEBアプリケーションのWEB-INF/libに置かないようにしてください。
JavaVMの仕様によりJNIのネイティブライブラリは複数のクラスローダから読み込めないようになっているため、各WEBアプリケーションディレクトリにPdfTkJava60.jarを置くと複数のWEBアプリケーションから使用することができなくなります。
これを防ぐにはシステムクラスローダなどロードが一度だけ行われるクラスローダで読み込ませるように設定してください。
PDF Tool APIでは、Java用のサンプルコードを用意しています。
ソースファイルは「UTF-8」を使用しています。
これらのサンプルプログラムをコンパイルして実行する手順は以下の通りです。
** 「AppendPages.java」サンプルの場合 **
> cd {任意のフォルダ}\SampleCode\Java
> javac -encoding UTF-8 AppendPages.java
> md SampleTryWithResources
> move AppendPages.class SampleTryWithResources\AppendPages.class
> java SampleTryWithResources.AppendPages c:\test\in.pdf c:\test\out.pdf c:\test\append.pdf