インストーラを利用してセットアップを行います。
テキスト透かしを挿入したりページ上に文字を描画するには、フォント情報が必要です。
PDF Tool APIは、システムに存在するフォントを参照します。
そのため、あらかじめ、参照するフォントの場所を「フォント構築ファイル」に設定します。
Windowsの場合、オペレーティングシステムの仕様により、フォントファイルは下記のフォントフォルダに存在しています。
{システムドライブ}:\WINDOWS\Fonts
PDF Tool APIは、このフォントフォルダを参照します。
フォントフォルダとは異なる場所にあるフォントを参照する場合には、「フォント構築ファイル」の設定が必要です。
{インストールフォルダ}\fontconfig
font-config.xml :フォント構築ファイルのひな型
font-config.dtd :font-config.xmlの定義ファイル
(例)
<font-config>
<font-folder path="C:\TestFont"></font-folder>
</font-config>
Windows環境においては、次の環境変数は必要に応じて設定してください。
環境変数名 | 設定値 | 設定が必要な場合 |
---|---|---|
PTL60_LIC_PATH | ライセンスファイル「ptalic.dat」が存在するフォルダパス | APIのバイナリファイル「PdfTk60.dll」とは異なる場所にライセンスファイルを配置する場合 |
PTL60_FONT_CONFIGFILE | フォント構築ファイル「font-config.xml」のフルパス | システムのフォントフォルダとは異なる場所にあるフォントを参照する場合 |