11–1–1 ファイル指定
- 入出力をファイルパスで指定します。PDFの情報取得など出力を伴わないコマンドでは、出力ファイルパスの指定は不要です。
[指定方法]
-d (入力ファイルパス) [パスワード] -o (出力ファイルパス) [-linearize]
- ファイルパスにスペースが含まれる場合は、ダブルクォーテーション(")で囲んでください。
- 入力ファイルに対しパスワード文字列を指定すると、セキュリティ付きPDF に対しても処理が可能です。文書を開くパスワードと権限パスワードの2種類が付与されている場合は、権限パスワードを指定します。
- 入力ファイルのセキュリティ情報は、「PDF ファイル結合」、「PDF セキュリティ設定」、「PDF セキュリティ削除」、「ページ抽出」を除くコマンドにおいて、出力PDFファイルに引き継がれます。
- 出力ファイルパスの後ろに「-linearize」を指定すると、「Web表示用に最適化」されたPDFとして保存されます。
- 出力先には、存在するフォルダ/ディレクトリのパスを指定してください。パスが見つからない場合、エラーとなります。
[指定例]
<Windows>
–d "c:\test\test 1.pdf" ownerpass –o c:\sav\out.pdf -linearize
<Linux / Amazon Linux2 X86>
-d /home/antenna/test/test.pdf ownerpass -o /home/antenna/sav/out.pdf -linearize