PDF Tool API V7.0では、PDFフォームの値を「XFDF」という形式のファイルにエクスポートする機能を追加しました。
XFDF形式ファイルを介して、PDFフォームの値の取得ができます。
XFDFの形式は、「ISO 19444-1」に準拠しています。
<記述例>
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> --- ①
<xfdf xmlns="http://ns.adobe.com/xfdf/" xml:space="preserve"> --- ①
<f href="C:\test\test.pdf"/> --- ②
<ids original="7A0631678ED475F0898815F0A818CFA1" modified="BEF7724317B311718E8675B677EF9B4E"/> --- ③
<fields>
<field name="Text1"> --- ④
<value>アンテナハウス株式会社</value> --- ⑤
</field>
<field name="CheckBox1">
<value>Off</value>
</field>
</fields>
</xfdf>
※PDF Tool APIが出力するXFDFでは、上記のような1行空けやインデントなどのレイアウトは行われません。
① | 先頭2行はこの記述内容で固定されています。 | |
② | <f href="xxx"> | "xxx"はXFDFの元であるPDFファイル名 |
③ | <ids original="xxx" modified="xxx"> | 「ids original」はXFDFの元であるPDFファイルのFDF辞書のIDエントリ。 「modified」はIDエントリの第2識別子。 「IDエントリ」はPDFファイルが持つ固有の情報です。 |
④ | <field name="xxx"> | "xxx"はフォームフィールドのフィールド名 |
⑤ | <value="xxx"> | "xxx"はフォームフィールドの値 |