10–7 証明書セキュリティ
証明書ファイルを用いてセキュリティ設定を行う機能です。
設定されているセキュリティ情報の取得もできます。
10–7–1 設定
セキュリティ設定に使用する証明書の形式は次の2つです。
- X.509形式(公開鍵)
- PKCS#12形式(秘密鍵)
ひとつのPDFに対して複数の証明書を設定することができます。
証明書ごとに異なるセキュリティ権限の設定ができます。
10–7–2 オープン
セキュリティが付いたPDFを開くときに使用する証明書の形式は以下です。
10–7–3 制限事項
- 一度設定したセキュリティ権限の内容を変更することはできません。
- すでにセキュリティが設定されているファイルに対し、証明書を追加して設定することはできません。
- 複数の証明書セキュリティが付与されているPDFファイルに対しセキュリティ削除処理を行った場合、すべての証明書セキュリティが削除されます。
- 証明書によるセキュリティ設定を行う場合、Web表示用に最適化(=線形化)する保存は行われません。
- Adobe Acrobat©で作成した1024bit RSA のpfx ファイルは使用できません。