Docx to HTML V2.0は、Microsoft Word(以下、Word)で編集・保存したdocx形式のファイルをシンプルで編集しやすいHTMLに変換するツールです。使い慣れたWordで作成した文書から簡単にWebページを作ることができます。
Wordには文書校閲機能、見出しスタイルなどのスタイル設定、自動アウトライン番号設定、高度な作図機能、表作成機能、ハイパーリンクの簡単作成など文書を編集する上で便利で強力な編集機能が備わっています。そこで、Wordを使えば品質が高い文書を高い生産性で作成できます。Docx to HTML V2.0を使えばWordで作成した文書を簡単にHTMLに変換できるので、優れた内容のWebページを効率的に作れるようになります。
本製品はdocxファイルからHTMLファイルに変換処理を行うコマンドライン版プログラム(DHCCmd)、.Netとjavaインターフェイスからなります。
変換対象ファイル形式はWordで編集して保存したdocx形式ファイルです。Wordの旧文書形式(拡張子doc)文書を変換することはできません。
Docx to HTML V2.0はdocx形式ファイルを読み込んでHTML形式に変換するコンバータ(変換エンジン)です。変換エンジンは、アンテナハウスの製品である「Office Server Document Converter」の技術を使って、独自に開発したものです。Wordの「名前を付けて保存」の機能は使用していません。
変換動作を変換オプションのパラメータで指定できます。
MicrosoftのOneDrive上のフォルダーとファイルには対応していません。
OneDrive上にあるファイルは変換対象として選択できません。
OneDrive上のフォルダーを変換先として指定することができません。
Windows版 |
Windows Server 2025 Windows Server 2022 Windows 11 Windows 10(x64) |
CPU | 上記OSが正常に動作するIntel系のCPU、および100%互換性を持つプロセッサ |
必要メモリ | 上記OSが推奨するメモリ以上(これに加えて1GB以上の空き容量を推奨) |
ハードディスク | 本製品のインストールに必要な100MB以上の空き容量 |
Linux版 |
Linux (64bit) |
CPU | 上記OSが正常に動作するIntel系のCPU、および100%互換性を持つプロセッサ |
必要メモリ | 上記OSが推奨するメモリ以上(これに加えて1GB以上の空き容量を推奨) |
ハードディスク | 本製品のインストールに必要な100MB以上の空き容量 |
必須モジュール |
Docx to HTML Linux版は、GCC 11 でビルドされています。動作には、libc.so.6(glibc-2.34), libstdc++.so.6(libstdc++.so.6.0.29)、もしくは、これらとバイナリ互換性があるライブラリが必要です。セキュリティ対策等のため、予告なくアップデートする場合があります。 |
Docx to HTML V2.0 評価版 は、以下のような制限があります。
正式使用権をお求めいただくことで、制限なくお使いいただけるようになります。
上記以外の組版の機能的な制限はありません。
Docx to HTML V2.0 に関するお問い合わせ、サポートサービスに関しては、下記までメールでご連絡ください。
なお、サポートへのメールには以下の情報が必要です。サポート業務を円滑に行うために、ご協力をお願いいたします。