パラメータ

コマンドライン インタフェースで指定可能なパラメータは以下のとおりです。

  • [必須]でない項目は任意で指定します。
  • ファイル名のパスは、絶対パス指定、相対パス指定のいずれも可能です。相対パスが指定された場合は、カレントフォルダを起点としてフルパスを取得します。
  • 同じパラメータが重複して指定された場合は、後の指定を有効にします。
表3・7 パラメータの一覧
パラメータの書式
説明
-d PDF-File
変換元PDFファイルのファイル名を指定します[必須]。
-o Output-File
変換先ファイルのファイル名を指定します[必須]。
-p Output-Format
変換先ファイルのファイル形式を指定します[必須]。
@XLSX:Excel(xlsx)形式に変換
-i Option-Setting-File
変換時に使用する変換条件を記述したXML形式ファイル名を指定します(オプション設定ファイルを参照)。
-pwd Password-Text
PDFのセキュリティ設定を解除するパスワードを指定します。パスワードは32バイト以内でなければなりません。
-page Page-Range
変換対象とするページ範囲を指定します。
ページ範囲は複数指定できます(ページ範囲の指定方法を参照)。
-ow
変換先に同名ファイルがあるとき、強制的に上書きしたい場合に指定します。既定値では、同名ファイルがある場合にファイル名末尾に1から始まる数値を付加します。
-nfw
変換時にフォントの文字幅情報を取得しないことで処理速度を優先したい場合に指定します。
-noimg
PDF内のイメージ(画像)を出力しません。
-chwtxt rNNN gNNN bNNN
PDFで白色の文字色があるとき、指定した色(RGB)に変更して変換します。r、g、bの各値NNNは0~255の整数値で指定してください(指定しない場合は0を設定)。
-cptxt
クリッピングパスの付加されたテキストはパス内のテキストのみ変換し、パス外のテキストは無視します。
"-cptxtadd"と同時には指定できません。
-cptxtadd
クリッピングパスの付加されたテキストはパス内のテキストを先に変換し、パス外のテキストは末尾に変換します。
"-cptxt"と同時には指定できません。
-noalign
セルの水平方向に文字揃えを出力せず、左揃えで変換します。数値の場合は無効です。
-noindent
セル内の文字位置を半角空白により調整して変換します。数値の場合は無効です。
-minvline Value
セルの縦罫線に変換する垂直線の長さの最小値を設定し、指定した長さ以下の垂直線を無視して変換します。Valueには無視する垂直線の長さを実数で指定してください。
-minhline Value
セルの横罫線に変換する水平線の長さの最小値を設定し、指定した長さ以下の水平線を無視して変換します。Valueには無視する水平線の長さを実数で指定してください。
-rightindent
右詰めの場合にセル右端とテキスト右端との距離を右インデントにより調整して変換します。
-noadjustlineh
表の行高を補正しないで変換します。
-v
本製品のバージョン情報を表示します。
この指定がある場合は、実際の変換処理は行いません。
-h or -?
コマンドライン インタフェースの簡単な使用方法を表示します。
この指定がある場合は、実際の変換処理は行いません。