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製品概要 |
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『SXParserV1』は、XMLのDTDや文書がXML仕様に照らして正しいかどうかを検証するために使うツールです。
グラフィカルなユーザ・インターフェイス(GUI)を使って対象ファイルやパーサーの動作オプションを指定しますので操作が簡単です。
『TagEditorV2.1』をお使いの方は、『TagEditor』のウインドウから編集中のファイルをパーサーでチェックすることが可能となります。
●動作環境
CPU:インテルx86系(WindowsNTの場合)
対応O S:Microsoft Windows2000/98/95/NT4.0 |
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機能説明 |
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●『TagEditorV2.1』と『SXParserV1』の連携
『TagEditor』をお使いの場合、SXParserは『TagEditor』と連携動作します。
『TagEditor』の「パーサーによるチェック」メニューが使用可能になります。
ファイルメニューの「設定」の「各種設定」で、どのパーサーを使用するかなどの設定をします。
『TagEditor』のツールメニューからは、『SXParserV1』を起動することもできます。
反対に、『SXParserV1』のツールメニューから、『TagEditor』およびその他の関連ツールを起動することができます。
また、『SXParserV1』でパーサー・チェック(パージング)した実行結果表示領域のエラー行から、タグジャンプもしくはダブルクリックで『TagEditor』を起動して、該当するファイルをオープンし該当行を表示できます。
SXParserCL(コマンドライン版)は、『SXParserV1』または『TagEditorV2.1』からの指定に従ってXMLファイルをパージングして結果を返します。 |
●SXParserパーサーについて
『SXParserV1』には、アンテナハウス独自開発のコマンドラインパーサー「SXParserCL」を搭載しています。
「SXParserCL」は、次の機能をもつ強力なパーサーです。 |
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- XML Version1仕様にもとづき、XML文書ファイル、XMLの内部DTD、XML外部DTDが正しいかどうかを検証できます。
- XMLの検証では、妥当性(Valid)の検証と整形式(Well-formed)として正しいかのチェックの両方の動作をスイッチで切り替えできます。
- SGML文書、SGML DTDの検証もできます。
- 様々な文字符号化方式に対応しています。
Unicode(UTF-8、UTF-16)をはじめとする主要な符号化方式をサポートしました。サポートしている文字符号化方式であれば、読み込み時に自動判定します。
- 「SXParserCL」は、C++で開発していますので高速です。
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○対応している文字符号化方式 |
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- EUC-JP
- EUC-JP-FIX
- ISO-10646-UCS-2
- ISO-10646-UCS-4
- ISO-2022-JP
- Shift-JIS
- US-ASCII
- UTF-16
- UTF-8
- Windows-31J
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●MSXMLパーサーも使用可能
『SXParserV1』のGUIから、マイクロソフトが配布している「MSXMLパーサー」(但し、MSXML2.DLL以降)を指定して使用することが出来ます。
●任意のパーサーも使用可能
GUIで動かすパーサーとして標準搭載されていないパーサーも設定することができます。
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パーサー・ライブラリの提供 |
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●趣旨
今後は、XMLの普及に伴い、さまざまなアプリケーションでXMLファイルを読み書きすることが必要となります。アプリケーションでXMLを読み書きするにはアプリケーションにパーサー機能が必要となります。
しかし完全なパーサーを独自で開発するのは高度な技術と多大の時間がかかります。
そこで、アンテナハウスでは、XMLの普及促進のためSXParserのライブラリ(ソフトウェア部品)をアプリケーション・メーカーにOEM提供したり、各種のアプリケーションに組み込むためのカスタマイズサービスを開始します。
アンテナハウスのXMLパーサー・ライブラリをお使い頂ければ、高度なパーサー機能を安価に短時間で組み込んで頂くことができます。
弊社でカスタマイズをお受けするだけでなく、ライブラリを開示してお客様御自身の手でカスタマイズして頂くこともできます。
●開発環境
SXParserコア・ソースには、C++版とJAVA2版の2種類があります。
C++版はWindows32ビット環境での動作保証とします。
Windows 以外の環境への簡単に移植できます。ご相談ください。
●お問い合せ先
SXParserのコア・ソースのカスタマイズや使用料金については、こちらまでお問い合せください。
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- ◆用語について
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XML資料室の「XMLの基礎」では、XMLに関する基本的な用語について説明していますのでご覧ください。
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