4. 運用方法

4.1. 役割(ユーザーの種類)

『連携補完機能』では大きく分けて管理者、閲覧者の2つの役割を設けています。

  1. 管理者(管理者権限を付与したユーザー)
    「Peppol アクセスポイント」と『電子取引Save』の連携設定や、ユーザーの登録・権限の設定ができます。
    ただし管理者は取引データの検索・閲覧はできません。
  2. 閲覧者(一般ユーザー)
    インボイスデータセットを元に作成した PDF を検索、閲覧、ダウンロードできます。
    なお、インボイスデータセットを元に作成した PDFファイルは連携設定を行った『電子取引Save』 に自動保存されます。『連携補完機能』の閲覧機能は、保存の有無を確認するための簡易機能になります。取引データの確認は『電子取引Save』を使用してください。

4.2. 運用の手順

本製品を運用する手順は次のようなものとなります。

  1. 管理者(管理者権限を付与したユーザー)
    1. ユーザーを登録・編集する。
      ユーザーを登録して役割に応じた権限(管理者権限、閲覧権限)を付与する。
    2. 『電子取引Save』の連携設定を行う。
      『電子取引Save』の接続URLと保存作業者のユーザーIDとパスワード、『電子取引Save』の保存先となる書庫を設定します。
    3. 「Peppol アクセスポイント」の連携設定を行う。
      接続先アクセスポイント、接続URL、接続に必要な情報(トークンなど)を設定します。
  2. 閲覧者(一般ユーザー)
    インボイスデータセットの取得、PDF/A3b ファイル保存は、スケジュールに応じて自動的に行われます。閲覧者は電子取引データの検索・参照などを行います。