「HTML」 変換条件(読み込み)

「HTML」は、用紙サイズ、用紙方向、余白幅、1行の文字数、1頁の行数といった書式情報を持っていないため、ワープロ文書へ変換するためには書式情報を指定する必要があります。

■「用紙」:[サイズ][方向]

[サイズ]で用紙サイズを指定します。{bmc List95.bmp} をクリックすると指定可能な用紙サイズの一覧が表示されますので、適当なサイズを指定してください。

[方向]で用紙方向を指定してください。

■「余白」:[上部][下部][左端][右端]

上下左右の余白幅を設定します。ミリメートル単位で各余白幅を入力してください。

■「文字」:[1ページの行数][1行の文字数]

[1ページの行数]と[1行の文字数](全角文字数)を入力してください。

■「文字ポイント」:では 「HTML」 の FONT タグに指定される SIZE 属性の値(1~7)をそれぞれ、何ポイントの文字 として、変換するかを指定します。SIZE=3 で指定された値が文書の標準文字サイズとなります。(SIZE=3 の規定値 10.5ポイント)

書式以外に以下の変換条件を指定できます。

■「罫線種の振り分け」:[細い/標準/太い]

HTML の罫線(表<TBL>/横線<HR> )をどの太さの罫線に変換するかを指定します。

■「エンコード」:[自動判定/SJIS/EUC]

変換元の「HTML」で使用している日本語文字コードを指定します。通常は自動判定ですが、自動判定に失敗するときは、Shift-JIS で記載されている 「HTML」 は、SJISを、EUCのときはEUCを指定してください。

■「その他」:[セル幅最大」

[セル幅最大」は、セル内に文字が多数存在する場合、ここに指定された文字数まででその行内のセルの文字数を打ち切り、後続の文字を次の行のデータとして変換します。設定は、半角単位の桁数です。行文字数の倍までの数字が有効です。

■「背景色・文字色を既定値で処理する

背景色−黒、文字色−白というような設定の文書を、文字色のみを変換し、背景色を持たない(変換しない)変換先へ変換すると、文字が読めない状態になりますが、そのような文書の変換時に設定してください。