罫線・セルの変換条件 - MS-Word 97/98/2000/2001/2002/2003/X(テン)、MS-RTF

「MS-Word 97/98/2000/2001/2002/2003」「MS-RTF」「MS-Works 2000/2001」「クラリスワークス4」「AppleWorks6」「HTML」へ変換する際の、罫線・セルの書き出し条件について設定を行います。

■罫線からセルへの変換の設定

「MS-Word 97/98/2000/2001/2002/2003」「MS-RTF」「MS-Works 2000/2001」「クラリスワークス4」「AppleWorks6」「HTML」への変換では、変換元で罫線が使用されている場合、セル(表)へ変換します。このときに、変換先の機能に応じて、セル以外の機能に割り当てることが適当と判断される場合はその機能へ割り当てを行います。 (ここでのセル以外の機能とは 段落罫線、線画、テキストボックス(レイアウト枠)です)

「Word 97/98/2000/2001/2002/2003」「MS-RTF」「MS-Works 2000/2001」は段落罫線、線画、テキストボックスの機能があります。

「HTML」は、段落罫線(横線を HRタグ に変換)、テキストボックス(矩形を TABLEタグ に変換)機能が有るものとみなして変換します。

「クラリスワークス4」はテキストボックスの機能があります。(矩形形状の罫線がテキストボックスに変換されます)

「AppleWorks6」は線画、テキストボックスの機能があります。

変換時には、下記のように割り当てられます。

段落罫線への割り当て方

変換元から出力された罫線が、線幅・線種が変更されていない独立した1本の横線であり、行内に文字が存在しない場合、原則として段落罫線(横線)へ割り当てます。

テキストボックスへの割り当て方

単特の矩形を構成する罫線はテキストボックスへ割り当てます。

線画への割り当て方

断続した横線、線種・線幅に変化のある横線、および表を構成する線ではない、独立した罫線と判断される場合は線画へ割り当てます。

これらの判定は自動で最適と思われるものに変換を行っていますが、元文書の罫線の形状によっては期待に沿わない結果となることもあります。

このような場合には、この変換条件で、段落罫線・線画・テキストボックスなどへの割り当てを行わないように設定することにより、各罫線がセルへ変換されます。

また、セルへの変換をまったく行なわなくても良い場合は、変換元の読み込み条件で縦罫線の削除・横罫線の削除を指定して読み出すことにより、罫線が削除され、該当部分のテキストのみを抜き出して変換することができます。