変換テーブルを修正するには、本製品に添付している「サンプル変換テーブル」を使用すれば便利です。
1)テーブルファイル名
変換テーブルのファイル名は AH(「AH外字」を示します)とワープロ種別コード 2 文字とを組合わせて付けてください。
【注意】 ワープロ文書から「AH外字」へのテーブルは、変更できません。
2)変換テーブルの文法
① 変換テーブルは 1 行単位で記述します。
② 変換テーブルの行には制御行、コード対応行、コメント行の 3 種類があります。
③ 制御行は、それに続くコード対応行に記述されているコード値の解釈方法を示し、以下の文法で記述します。
%CODE=00|E0|E1,KUTEN|JIS|SJIS
コードの区別は以下の通りです。
・ ワープロ別の外字コードを記述する際は、
KUTEN:10 進区点コードを使用したコード系(0101~99999)
JIS:16 進 JIS コードを使用したコード系(2121~FFFF)
SJIS:JIS コードをシフト JIS にマップしたもの。
・ AH 外字を記述する際は、
00:UCS 定義文字を示す。
E0:UCS 未定義文字で私用領域に定義した文字を示す。
E1:ユーザ外字コード (面 E1 に先頭から順に割り当てます)
④ コード対応行
0 から 9、A から F までの文字で始る行で、次の順で記述します。
A. AH 外字を UCS-2 形式で記述します。
B. 区切として 1 文字以上の空白文字(スペース、またはタブ)
C. 変換先コードを区点 (KUTEN) または JIS、または SJIS 系で記述します。
⑤ コメント行
%、0 から 9、A から F までの文字のいずれにも入らない文字で始る行。文字コードの変換に対しては意味をもちません。