他の形式で表示(16進ダンプとテキスト表示)

他の形式で表示」で、ファイル内容に則した通常の表示のではなく、「16進ダンプで表示」と、ファイル内の表示可能な文字のみを羅列する「テキストで表示」に表示方法を切り替えられます。

表示の切り換えは「表示メニュー」の「他の形式で表示」から表示形式を指定します。

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通常の表示に戻したいときは「自動判定で表示」を指定してください。

 
  • OLE階層で表示

表示しているファイルが「OLEコンパウンドドキュメント」形式のときは、コンパウンド(複合)ファイルの内容を圧縮・符号化ファイルなどと同様の形式で表示します。2003以前の Microsoft Office ドキュメントや、一太郎7以降の文書ファイルは「OLEコンパウンドドキュメント」形式です。

 

テキストで表示

 「テキストで表示」に切り換えると、現在表示しているファイル内の表示可能な文字のみを羅列して表示します。例えば、HTMLファイルやSVGファイルを表示しているときに「テキストで表示」に切り換えると、そのファイルのソーステキストを表示します。

また、実行ファイルや画像ファイルでは埋め込まれている文字列などを確認できます。

 

16進ダンプで表示

 ファイル内容を16進ダンプ形式で表示します。ファイル形式の解析や、テキストファイル中の文字コードを確認するなどの用途で利用できます。

 

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Excelファイルの16進ダンプ表示例

 

16進ダンプ表示では、16進アドレス指定によるジャンプと、16進パターンまたは文字列の検索ができます。

漢字コード指定
 文字列は、漢字コードを切り替えて表示できます。「表示」メニューの「漢字コード指定」で漢字コードを指定してください。

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16進テキストのクリップボードコピー

16進ダンプ表示では、選択範囲をクリップボードにコピーできます。コピーしたい行範囲を左ボタンのドラッグで選択てから、右ボタンメニューで形式を指定してコピーしてください。

 

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例えば、16進ダンプ表示の一部を印刷したいときは、コピーした後「クリップボードを開く」を実行し、TEXTを指定して開いてください。コピーした内容がテキストファイルとして表示されるので、印刷したり、テキストファイルとしての保存もできます。