データソース

データソースは差込オブジェクトに差し込むデータです。データソースは、ExcelのワークシートまたはCSV(カンマ区切り形式)のテキストファイルで作成します。

データソースは、プロパティペインの「差込」タブにある「データソース」で指定します。

差込のデータソースとして扱えるファイル形式の詳細については、製品インストール先にある[はじめにお読みください.txt]の「差し込みデータに関する制限」を参照してください。

データソースの指定

「データソース」の入力枠で、データファイルのフルパスを指定します。入力枠に直接入力するか、入力枠の右側にあるフォルダー参照ボタン bt-dlg をクリックして表示されるファイルダイアログで指定します。

データファイルを指定すると、図3・104 データソースダイアログが出ます。

データソースダイアログ

図3・104 データソースダイアログ
  1. ワークシートが複数ある場合は、タブをクリックしてワークシートを選択します。
  2. 右側にある列名一覧で、使用する列を指定できます。差込データとして使用しない列は、列名左のチェックを外します。
  3. 「Excel表示形式を適用しない」にチェックを入れると、表示形式を適用しない元の値をデータとして取り込みます。例えば日付をシリアル値として取得して「瞬簡PDF 書けまっせ 2024」側で3–24 表示形式を指定したい場合などに使うと便利です。
  4. [OK]ボタンをクリックすると指定が確定します。

データソースダイアログを再度表示したい場合は、プロパティペインの「差込」タブの「データソース」入力枠の下にある「詳細設定」をクリックしてください。

データソースの開始行

データソースの先頭に列名などが入っている場合は実際のデータの開始行を指定します。データの開始行は、プロパティペインの「差込」タブにある「データソース開始行」を数値で指定します。「データソース開始行」の入力枠に数値を入力するか、入力枠右側の ▲ ▼ のクリックで値を増減します。

データソースの解除

データソースの指定を解除するには、プロパティペインの「差込」タブにある「データソース」の入力枠の内容を消去してください。

データソースと差込オブジェクトの対応関係

データソースの1行が差込データの1レコードに対応します。

1行のデータの先頭から、差込順序の指定に従って差込オブジェクトにデータが割り当てられます。このとき差込データとして使用しない設定の列データは無視されます。

データリピートが指定されていれば、差込処理はデータソースの行数分繰り返されます。