News Release

PDFの表示・編集ライブラリの新バージョン
『Antenna House PDF Viewer SDK V6.0』リリースのお知らせ

2024年8月7日

Antenna House PDF Viewer SDK ロゴ

アンテナハウス株式会社(本社:東京、社長:小林徳滋、資本金:4,000万円)は、2024年8月7日より『Antenna House PDF Viewer SDK V6.0』を販売開始いたします。

『PDF Viewer SDK』は、PDFファイルの表示や編集を行うライブラリです。お客様のシステムにPDFファイルの表示や印刷、画像ファイルへの変換機能を組み込んだり、 PDFファイルのページ編集や注釈編集を行う独自のPDFビューアーを開発できます。Adobe Acrobat Reader / Adobe Acrobat がなくてもご利用いただけます。

新バージョンでは、スタンプや墨消し(Redact注釈)やものさしツール等、注釈の編集機能を中心に機能強化を行いました。

V6 の新機能

PDF Viewer API / PDF Viewer Ctrl 共通

  • .NET 8対応
    • .NET Framework 4.6.2 以降 /.NET 6 に加えて、最新の.NET 8 でご利用いただくことができます。

PDF Viewer Ctrl

  • 標準スタンプ注釈
    • 12種類の標準スタンプ注釈を作成できます。
      承認済 / 完了 / 極秘 / 草稿 / 最終 / 評価用 / 公開用 / 参照用 / 却下 / 非公開 / 試用結果 / 無効
  • カスタムスタンプ注釈
    • 画像ファイルを指定して独自のカスタムスタンプを作成できます。
  • ものさしツール
    • 距離/周辺/面積ツールを使って、PDF上の図形の測定を行うことができます。
    • 「測定比率と精度」ダイアログで測定の縮尺と精度を設定できます。
  • ものさしツールのスナップ機能
    • ものさしツールで測定する際に、ページ上の図形上の点にスナップさせ正確な測定を行うことができます。
    • スナップする点は、線の端点、中点、交差点、線上の点に対応しています。
  • グリッド表示
    • 罫線を表示します。ページ上の図形の位置の確認や位置合わせに利用できます。
  • 墨消し(Redact注釈)
    • 墨消し(Redact注釈)を作成できます。
    • 墨消し適用前は、注釈の下のテキストを確認することができ、複数人での墨消し箇所の校閲に利用できます。
    • 墨消し適用後は、注釈の下のテキストは完全に削除され、秘密漏洩防止に役立てることができます。
  • スクロール位置/スクロールイベント
    • PDFページ表示コントロールから現在の表示位置を取得できるようになりました。
    • すでにあるScrollToPositionメソッドと組み合わせることで、複数のコントロールのPDFページの表示位置を同期させることができます。
    • スクロールイベントに対応しました。スクロール時に独自の処理を行うことができます。

PDF Viewer API

  • 画像情報取得API
    • テキストの情報に加えて、ページ上の画像の情報を取得するAPIを追加しました。指定した点または指定範囲に含まれる画像の情報を取得できます。

製品の特長

  • 対応プラットフォーム
    Windows に対応しています。32bit版と64bit版をご用意しております。
  • 処理対象のPDFファイル
    PDF仕様(ISO32000-2)に準拠したPDFバージョン「1.3」~「2.0」までのファイルです。
  • PDF Viewer API
    PDF表示や印刷機能をお客様アプリケーションに組み込み、C++/C/.NET API から制御できます。
  • PDF Viewer Ctrl
    Windowsフォームコントロールを貼り付けるだけで、簡単にPDF表示・編集機能をお客様アプリケーションに組み込むことができます。
  • サンプルビューアー/印刷アプリ
    「PDF Viewer API」や「PDF Viewer Ctrl」を利用したサンプルPDFビューアーやPDF印刷コマンドのソースコードが付属します。アプリケーション開発の参考として、またそのままPDFビューアーとしてご利用いただくこともできます。

動作環境と対応言語

対応OS

  • Windows
    Microsoft Windows 11 / 10 (64ビット) 日本語版
    Microsoft Windows Server 2022 / 2019 日本語版
    ※Microsoft Visual C++ 2015-2022 再頒布可能パッケージが必要です。

対応言語

  • PDF Viewer API: C++ / C / .NET (.NET Framework 4.6.2以降 / .NET 6 / .NET 8)
  • PDF Viewer Ctrl: .NET (.NET Framework 4.6.2以降 / .NET 6 / .NET 8)

製品の種類

  • Antenna House PDF Print Kit
    サーバーでの自動印刷やデータ抽出、画像化などバッチ処理向けの製品です。
    「PDF Viewer API」をサーバーライセンスでご利用いただけます。
  • Antenna House PDF Viewer Kit
    クライアント・アプリケーションへのPDFビューアー機能組込みに適した製品です。
    「PDF Viewer API」および「PDF Viewer Ctrl」をスタンドアロン10ライセンスでご利用いただけます。※ボリュームディスカウントあり。

価格とライセンス

価格

製品およびライセンス 価格(消費税抜)
Antenna House PDF Print Kit サーバライセンス 120,000円
Antenna House PDF Viewer Kit スタンドアロン10ライセンス 100,000円
Antenna House PDF Print Kit / Antenna House PDF Viewer Kit
デベロッパライセンス
80,000円
  • このほか、お客様の製品に組み込んで複製、再頒布、利用を許諾することのできる「OEMライセンス契約」、 サーバーで運用しその機能の利用について第三者に使用許諾することができる「ASPライセンス契約」を承っております。
  • 仮想環境でご利用いただく場合には、ご利用方法によりライセンスの数え方が変わります。
  • ライセンス形態の詳細や価格については、下記のお問い合わせ先までお気軽にお問い合わせください。

ライセンスについて

  • サーバライセンス
    1台のサーバコンピューターにインストールして、クライアントから利用する場合のライセンスです。CPU単位のライセンスとなります。

  • スタンドアロンライセンス
    サーバ用途以外のコンピューター1台にインストールして、個人が直接使用する場合のライセンスです。ネットワークで接続された他のコンピューターから機能を利用することはできません。

  • デベロッパライセンス
    システム開発担当者やシステムインテグレーターがシステムを構築するプログラム開発作業、試験・保守作業、バックアップ用などのためにのみ使用できます。

アンテナハウスのライセンス体系についてはこちらをご確認ください。

お問い合わせ先

〒103-0004
東京都中央区東日本橋2-1-6 東日本橋藤和ビル5F
アンテナハウス株式会社

◆ご購入に関するお問い合わせ(祝日を除く月~金曜日9:30~18:00)
TEL : 03-5829-9021
FAX : 03-5829-9024
E-mail: sis@antenna.co.jp
URL : https://www.antenna.co.jp/

本製品の詳細は、以下の製品Webサイトをご覧ください。

https://www.antenna.co.jp/pdfviewersdk/