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News Release | 
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| 2008年8月25日 | 
PDF国際標準ISO 32000-1に準拠
アンテナハウス PDF 電子署名モジュール V1.2
8月29日出荷開始
アンテナハウス株式会社(本社:東京、社長:小林徳滋、資本金:4,000万円)は、2008年8月29日より、「アンテナハウス PDF電子署名モジュール V1.2」を出荷開始いたします。本製品は、PDFにISO 32000-1準拠の電子署名やタイムスタンプを付けたり、それを検証する機能を企業内システムやアプリケーションに組み込むためのソフトウエア・コンポーネントです。
PDF作成時に電子署名を施すと、後日、電子署名を検証することでPDFが署名後に改竄されていないことを確認できます。さらに、認定認証局等から発行された電子証明書を使って電子署名をすれば、書類の作成者の認証や、書類の真正性の確認、作成意図に関して否認の防止などもできることになります。電子署名にタイムスタンプを合わせて使用すれば書類が作成された日時を証明することができるようになります。
V1.2で追加された新機能
- PDFの仕様が国際標準「ISO 32000-1:2008 Document management -- Portable document format -- Part 1: PDF 1.7」(ISO 32000-1)として出版されました。そこで、ISO 32000-1に適合するPDF電子署名を作成するように本製品の仕様を調整しました。
 
- PDFには、通常の署名の他に、MDP署名(証明用署名)という特別な署名の仕様が規定されています。V1.2よりMDP署名の付与を可能とし、またMDP署名の判定と変更許可を取得するAPIを追加しました。
 
- V1.2からオンライン証明書状態プロトコル(OCSP)レスポンダによる証明書失効確認を可能としました。日本では法務省の商業登記に基づく電子証明書はOCSPで失効確認を行なう必要があります。
 
- PFX/PKCS#12ファイルを指定して、署名に使えるようにしました。従来は、署名用証明書がWindows証明書ストアに入っていることを前提としていたため、署名者はWindowsにログインすることが必要でした。PFX/PKCS#12ファイルを指定するとWindowsにログインする必要がなくなりますので、署名機能をWebサーバ・アプリケーションなどでお使いいただけます。但し、PFX/PKCS#12の秘密鍵を使うためのパスワードはAPIから毎回入力が必要です。
 
- 設定ファイルを直接指定して読む込む機能を追加しました。これにより、サーバ上で様々な署名設定を使い分けができるようになりました。
 
- Acrobat 9/Adobe Reader 9が発売されたのに伴い、Acrobat 9/Adobe Reader 9との相互運用性について確認しました。
 
主な機能
 PDF電子署名モジュール V1.2は.NET、Java、C++で作成するプログラムから呼び出されるソフトウエア・コンポーネントで、次の機能を提供します。
- Acrobatなど他のPDFツールがなくても、PDFに電子署名やタイムスタンプをつけることができます。
 - 本製品で出力する電子署名とタイムスタンプは、PDFの国際標準ISO 32000-1に適合しています。アドビのAcrobat 7/8/9、Adobe Reader 7/8/9と相互運用ができます。
 
- PDFの電子署名やタイムスタンプを検証することができます。Acrobatなど他のPDFツールは不要です。
 
- 署名に使用する証明書の設定、署名外観の設定、検証方法の設定などの設定ファイルを作成するための、「GUI版設定プログラム」が添付されています。
 
- 既存PDFに対してパスワード方式のセキュリティ設定、電子証明書によるセキュリティ設定、リニアライズもできます。
 
- 「XSL Formatter V4.2」以降と連携し、XSL-FO内で指定した署名領域に電子署名を付けることができます。
 
動作環境・ライセンス・価格
対応プラットフォーム
- Windows 2000/XP, Vista, Windows Server2003/2008
 
ライセンス体系
PDF 電子署名モジュールの製品版ライセンスには次の種類があります。
- エンドユーザライセンス —  デスクトップとサーバを問わずバッチ処理用やオンデマンドで運用処理を行うためのライセンスです。
 
- 開発(デベロッパ)ライセンス — システムやソリューションを開発したり、システムを保守する用途でのみ使用できます。実運用には使用できません。
 
このほか、ASPライセンス、OEMライセンス(複製・再頒布権)などもありますので、詳細はお問合せください。
ライセンス価格
| エンドユーザライセンス | 
150,000円 | 
| 開発ライセンス | 
100,000円 | 
保守期間中の無償アップグレード
V1.0~V1.1をお持ちの場合、ご購入後1年以内か、1年を経過しても有償保守をお申し込み済みであればV1.2をお使いいただくことができます。
お問い合わせ先
〒102-0074 
東京都千代田区九段南4-3-13麹町秀永ビル4F
アンテナハウス株式会社
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■本製品の詳細につきましては、下記の弊社Webサイトをご覧ください。
  Webサイトより評価版をダウンロードしていただくこともできます。	 
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| ■PDFが、国際標準化機構(ISO)の標準になったことについてはこちらをご参照ください。
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