テンプレート機能で保存したテンプレートファイル(*.tpex)を異なるPDFに適用する場合、PDFによってはページ内のオブジェクト位置が微妙にずれることがあります。
そのような場合にオフセット値を指定することでテンプレートをPDFに適用する際の開始位置を調整し、位置のずれを補正できます。
図3・56 オフセット
オフセット値(X、Y)
- オフセット値を水平方向(X)、垂直方向(Y)に分けて指定します。Xにプラスの値を指定した場合は、テンプレートで配置されるオブジェクト全体を右方向、マイナスに指定した場合は左方向に移動します。
- Yにプラスの値を指定した場合は、テンプレートで配置されるオブジェクト全体を下方向、マイナスに指定した場合は上方向に移動します。
- 移動する量は、オプションの[自動認識 DPI値]で設定された画像解像度(dpi)を1単位として計算します。
- 水平・垂直方向とも原点は左上隅で、いずれも値はゼロです。
- マイナス値を指定した場合は、値によってオブジェクトがページ範囲外に移動しますので、ご注意ください。