PDFの各ページで指定したオブジェクトの情報は、テンプレートファイル(*.tpex)に保存して別のPDFにも適用できます。
テンプレートファイルは帳票形式のPDFなど、レイアウトが共通しているPDFが複数ある場合などに利用できます。
図3・57 テンプレートファイルの操作
テンプレートを開く
- このボタンをクリックすると、「現在の設定はすべて削除されます」という警告のダイアログボックスを表示します。確認の上、処理を続行してください。
ここで「はい」を選択すると、続けて「開く」ダイアログボックスが表示されます。テンプレートファイル(*.tpex)が保存されたフォルダに移動して、ファイルを選択してください。
- テンプレートファイルにより適用先に反映されるオブジェクトは以下です。
- テキスト枠
- 画像枠
- 段落区切り
- 抽出範囲枠
- 抽出除外範囲枠
- ページの回転角度
テンプレートファイルの仕様
テンプレートファイルは、以下の仕様でPDFに適用します。
- 適用先のPDFとテンプレートのページ数が同じ場合は、同じページ番号に対してデータを更新します。
- 適用先のPDFよりテンプレートのページ数が少ない場合、既定値では先頭ページから順に適用しPDFの残りのページには適用しません。
- 適用先のPDFよりテンプレートのページ数が少ない場合、オプションの指定により、先頭ページから順に適用してPDFの残りのページにも繰り返し適用します。
- 適用先のPDFよりテンプレートのページ数が多い場合は、先頭ページから順に適用してテンプレートファイルの残りのページの情報は使用しません。
- テンプレートに保存され、適用先に反映される情報は以下の通りです。
表3・1 テンプレートに保存される内容
全体 | 全体のページ数 各ページの縦/横サイズ |
テキスト枠 | ページ 種類(本文/表/見出し)、位置、サイズ、抽出順 表の行数・列数、位置 テキストの編集結果 その他の情報 |
画像枠 | ページ 位置、サイズ、抽出順 保存形式 テキスト保存の指定 |
段落区切り | ページ 位置 |
抽出範囲枠 | ページ 位置、サイズ |
抽出除外範囲枠 | ページ 位置、サイズ |
ページの回転角度 | ページ 角度 |
オプション設定 | [一般]タブで設定可能な項目すべて |
テンプレートを保存
- このボタンをクリックすると、「名前を付けて保存」ダイアログボックスが表示されます。
- 任意のフォルダとファイル名を指定して、テンプレートファイルを保存してください。