5–5 スキャナー読み取り

画像をスキャナーから取り込むスキャナー取り込み

印刷物などを、スキャナーで読み込むことができます。

スキャナー読み取りは、[ファイル]タブの「開く」画面にある「スキャナから読み取る」コマンドか、[ホーム]タブの[ツール]グループにある「画像」コマンドで実行します。実行する前にスキャナーを使える状態にしておいてください。

[スキャナーから読み取る]を実行すると、「ソースの選択」というダイアログが出て、利用可能なスキャナーの一覧が表示されます。

スキャナーのソース選択ダイアログ

図5・4 スキャナーのソース選択ダイアログ

スキャナーを選んで[ 選択 ]をクリックすると、スキャナーの読み取りソフトが起動しますので、読み取りを実行してください。

読み取りソフトの操作方法は、スキャナーのメーカーや機種で異なります。詳細はスキャナーの操作説明書を参照してください。

セットした原稿のスキャンが完了すると「スキャンの継続確認」ダイアログが出ます。

スキャンの継続確認

図5・5 スキャンの継続確認

スキャンするページがこれ以上ないときは[はい]をクリックしてください。

続けてスキャンを実行するときは[いいえ]をクリックします。

[いいえ]をクリックすると再度スキャンを実行できます。スキャンを実行する毎に「継続確認」のダイアログが出ますので、すべてのスキャンが完了したら[はい]をクリックします。

傾きの補正

傾きの補正(スキャナー取り込み)ページの傾きの補正(スキャナー取り込み)

スキャンが完了すると「ページの傾き補正」ダイアログが出ますので、必要があればスキャンした各ページの傾きを補正してください。傾きは0.1度単位で補正できます。複数ページをスキャンしたときはページごとに補正します。

「ページの傾き補正」ダイアログ

図5・6 「ページの傾き補正」ダイアログ
ページ番号]:
スキャンを複数ページしたときは、右側上の「ページ番号:」でページを切り替えて、ページ毎に補正できます。
ページ番号枠左右の 左ボタン 右ボタン でページを切り替えます。また、ページ番号の枠内に番号を入力して[ Enter ]キーを押すとページが切り替わります。
傾き補正]:
右側の「傾き補正:」で傾きを補正します。
角度枠右の 上下スピン の上側または下側をクリックすることで傾きが1度ずつ補正されます。枠に数値を入力して[ Enter ]キーを押すと入力した角度に補正されます。値は小数点以下1桁まで有効です。

ダイアログ右下の[ OK ]をクリックすると、傾き補正が終了し、ドキュメントにスキャンしたデータが追加されます。このときドキュメント名は「名称未設定 n」(nは半角数字)となります。(ドキュメント名は「ドキュメント」で変更できます)

[ キャンセル ]をクリックすると、傾き補正は適用されません。

  • 注意 注意

「傾き補正」は微小な傾きを補正するための機能です。大きな角度を指定すると四隅が切れますのでご注意ください。画像が逆さの場合は、180度を指定することで正立に補正できます。