3–7 「直線、折れ線、自由曲線、多角形」の操作

ここでは線(直線、折れ線、自由曲線、多角形)の操作について説明します。線の作成折れ線の作成自由曲線の作成多角形の作成

線オブジェクト一覧

図3・39 線オブジェクト一覧

オブジェクトの作成

オブジェクトを選んでマウスを用紙PDF上に持って行くとマウスポインタが「+」字になりますので適当な場所でクリックして始点を決めます。次に再度適当な場所をクリックして終点を決めます。直線の場合はこれで2点間に線が引かれ、作成完了となります。[Shift]キーを押しながら作成すると線の傾きが45度単位になるように点を打てます。折れ線、自由曲線、多角形の場合は、2点だけでなく好きなだけ点を打つことができます。終了するにはダブルクリックするか[ESC]キーを押してください。

オブジェクトのサイズ変更

直線の場合は選択すると始点と終点にリサイズ用ハンドルが表示されますのでこれをドラッグしてサイズを変更します。折れ線、自由曲線、多角形の場合は選択すると全ての頂点を包含する青い長方形の枠線とリサイズ用のハンドルが表示されます。頂点の場所を変更せずに拡大、縮小だけしたい場合はこの状態でハンドルを操作してサイズ変更を行ってください。

各頂点の位置を変更したり、頂点を追加、削除したい場合は「頂点の編集」を実行する必要があります。詳しくは3–8 多角形と図形の頂点の編集を参照してください。

選択、移動、コピー&ペーストなど

これらの操作については「3–2 オブジェクト共通の操作」を参照してください。

ひし形ハンドルで矢印の大きさを変更

図形を選択すると通常リサイズ用のハンドル(小さな□)がオブジェクトの四隅と上下左右に表示されます。線の始点または終点に矢印などの形(ラインキャップと呼びます)を表示させている場合、これとは別に黄色いひし形の特殊なハンドルが表示されます。これはラインキャップの大きさを変更するためのもので左に動かすと矢印が小さく、右に動かすと大きくなります。

ラインキャップのサイズ変更

図3・40 ラインキャップのサイズ変更