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3–7 複数の文書ファイルをPDFファイルに一括変換する
図3・27 複数の文書ファイルが「対象ファイルリスト」に登録されている状態
複数の文書ファイルを一度にPDFファイルに変換するには、
「瞬簡PDF 作成 9」ウィンドウの「表示」メニューから「PDF作成/結合」を選択するか、画面上部の「作成/結合」ボタンをクリックして、「PDF作成/結合」画面を表示します。
次のいずれかの方法を用いてPDFファイルへ変換する文書ファイルを「対象ファイルリスト」に登録します:
エクスプローラから、変換対象となる文書ファイルアイコンを「対象ファイルリスト」にドラッグ&ドロップします。
「ファイル」メニューから「ファイルを追加...」を選択するか、
をクリックして表示される「開く」ダイアログボックスを用いて、対象となる文書ファイルを選択します。
「ファイル」メニューから「フォルダーを指定して追加...」を選択するか、
をクリックして表示される「フォルダーの参照」ダイアログボックスを用いて、対象となる文書ファイルが保存されているフォルダーを選択します。選択したフォルダー直下に含まれるすべての文書ファイルが対象ファイルリストに登録されます。(サブフォルダーに含まれる文書は対象ファイルリストに登録されません。)
「ファイル」メニューから「スキャナーから追加...」を選択するか、
をクリックして表示される「ソースの選択」ダイアログボックスを使って、画像取り込みに用いるスキャナードライバーを選択し、表示されるスキャナードライバー画面を使って画像を取り込みます。
取り込んだ画像は[マイ ドキュメント]フォルダーにPNG形式の画像ファイルとして保存されると同時に対象ファイルリストに登録されます。
次のいずれかの方法を用いて、「対象ファイルリスト」中のファイルの順番を変更します。(登録された文書ファイルを1つのPDFファイルに結合する場合、対象ファイルリストの上から順に結合されます。)
リスト中の文書ファイルを選択し、
または
をクリックして、選択した文書ファイルを上下に移動します。
リスト中の文書ファイルをマウスで上下にドラッグして移動します。
文書ファイルをドラッグすると移動先を示すマーキングラインが表示されます。この状態でマウスボタンをリリースするとマーキングラインの位置に文書ファイルが移動します。(図の例では、「御見積書.xlsx」が、「製品カタログ.xlsx」の下に移動します。)
次のいずれかの方法で対象ファイルリストから文書ファイルを削除します。
リスト中の文書ファイルを選択し、
をクリックする。
リスト中の文書ファイルをマウスで右ボタンをクリックして表示されるコンテキストメニューから「削除」を選択する。
リスト中の文書ファイルを選択し、「編集」メニューから「削除」を選択する。
また、対象ファイルリストを空(初期状態)にする場合は、次のいずれかの方法を取ります。
をクリックする。
「編集」メニューから「リストからすべて削除」を選択する。
対象ファイルリストを右クリックして表示されるコンテキストメニューから「リストからすべて削除」を選択する。
PDFファイルに変換する際の設定をポップアップリスト「変換設定」から選択するか、「編集...」ボタンをクリックして表示される「変換設定」ダイアログを用いて作成/編集し、設定します。
「変換設定」ダイアログボックスについての詳細は、「変換設定について」の項を参照してください。
ラジオボタン「出力ファイルの結合」を使って、PDFファイルの出力方法を指定します。
結合する
対象ファイルリストに登録されている文書ファイルをリストの上から順に結合した1つのPDF
ファイルとして出力します。
結合しない
対象ファイルリストに登録されているPDF以外の文書ファイルをそれぞれ独立したPDFファイル
として出力します。対象ファイルリストに登録されているPDFファイルを無視して処理が行われま
す。
PDFファイルの出力先フォルダーを設定します。
入力ファイルと同じ
変換対象となる文書ファイルが保存されているフォルダーにPDFファイルを出力します。
マイドキュメント
「ドキュメント」フォルダーにPDFファイルを出力します。
デスクトップ
「デスクトップ」上にPDFファイルを出力します。
フォルダーを指定
「参照…」ボタンをクリックして表示される「フォルダーの参照」ダイアログボックスを用いて、出力
先フォルダーを指定します。
出力されるPDFファイルに設定するファイル名を指定します。
入力ファイルと同じ
PDFファイルの名前として、変換対処となる文書ファイル名を設定します。また、ラジオボタン右の
テキストフィールドに入力した文字列を文書ファイル名の末尾に追加することができます。
新しい名前をつける
ラジオボタン右のテキストフィールドに入力した文字列をファイル名に設定します。複数の文書
ファイルを結合せずに一括変換する際には、名前の後に連番を付加します。
「その他」ボタンをクリックして表示される「出力ファイル設定」ダイアログボックスを用いて、出力先フォルダーに既に同じ名前のファイルが存在する場合や、ファイル名に付加される連番の開始番号と0詰め桁数、処理が完了した後の処理内容などについての設定を行います。
出力ファイルと同じ名前のファイルがある場合
上書きする
新たに出力されるPDFファイルで上書き保存します。
ファイル名に連番を付ける、またはファイル名の連番を変えて保存する
新たに出力されるPDFファイル名に連番を付加して保存します。既に同じ連番を持つファイル
が存在する場合には、異なる連番をファイル名に付加して保存します。
“名前を付けて保存”でファイル名を指定する
「名前を付けて保存」ダイアログボックスを表示し、ファイル名を設定します。
連番
開始番号
ファイル名の末尾に付加する連番の開始番号を設定します。設定可能な値の範囲は、
0~999999999です。
0詰め桁数
ファイル名の末尾に付加する連番の0詰め桁数を設定します。設定可能な値の範囲は、
1~10です。
後処理
なし
後処理を行いません。
出力ファイルを開く
このオプションを選択するとPDFファイル出力後、拡張子PDFに関連付けられているAdobe
ReaderなどのPDF閲覧ソフトを用いて開きます。
最大
一度の処理で複数のPDFファイルが出力される場合、開くことができるPDFファイルの最大
数を設定します。初期値は1で、設定可能な値の範囲は、1~10です。
プラグインを使う
このオプションで処理が完了した後に実行するプラグインを指定することができます。
後処理用プラグインについての詳細は、PDFファイル出力後の後処理の後を参照してください。
実行時に確認メッセージを表示する
オプション「プラグインを使う」を有効にして、処理を実行する際に確認メッセージダイアログ
を表示します。
入力PDFファイルを削除する
処理後に処理の対象となったPDFファイルがゴミ箱に移動されます。対象となるのは、処理
対象となったPDFファイルだけです。処理されていないPDFファイルやPDF以外の種類の
ファイルが削除されることはありません。
また、チェックボックス「確認メッセージを表示する」にチェックマークを付けると、処理後に
警告ダイアログが表示されます。
設定に誤りが無いことを確認した後、
ボタンをクリックして、PDFファイルへの変換/結合処理を実行します。
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