3–7–2 変換設定について

「作成/結合」画面のポップアップリスト「変換設定」右にある「編集...」ボタンをクリックして表示される「変換設定」ダイアログボックスを用いて、PDFファイル以外の文書ファイル/画像ファイルをPDFファイルに変換する際のオプション設定を行います。

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図3・28 「作成/結合」画面

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図3・29 「変換設定」ダイアログボックス

表3・9 プリセットされている変換設定
設定名概要
標準設定              標準的な変換設定です。画像のダウンサンプリングを行い PDF1.4 として出力します。フォント埋め込みは行いません。

標準設定:フォント埋め込み     標準設定にフォント埋め込み設定を追加したものです。埋め込み可能なすべてのフォントを埋め込みます。

ファイルサイズ優先         画像のダウンサンプリングを行った後、zlib 圧縮、JPEG2000 圧縮の双方を試みサイズの小さいものを選択して、PDF1.5 として出力します。そのため、PDF変換に時間がかかる場合があります。フォント埋め込みは行いません。

ファイルサイズ優先:フォント埋め込みファイルサイズ優先設定に加え、フォント埋め込み設定を追加したものです。

画質優先画像の画質を優先した設定です。PDF1.5 として出力します。そのため、出力されるPDFファイルのファイルサイズが大きくなる場合があります。フォント埋め込みは行いません。

画質優先:フォント埋め込み     画像優先設定にフォント埋め込み設定を追加したものです。



ポップアップリスト「変換設定」の設定名は、以下のルールに従って表示されます。

[設定名]プリセットされた設定であることを示します。設定内容を変更することはできません。

設定名ユーザーによって作成された設定であることを示します。プリセットされた設定と
異なり、設定内容を自由に変更することができます。

[設定名]*、または、
設定名*
編集中の設定です。「変換設定」ダイアログボックス下部の「上書き」または
「別名で保存」ボタンをクリックして保存するまで、設定名に付加された
「*」が表示されます。