PDF Tool APIを他の様々なアプリケーションと連動させようとした際に、アプリケーションによっては定義された座標系が異なる場合があります。この章で説明する座標系オプションの設定機能を用いることで複雑な座標変換の計算を行うことなく、PDF Tool APIの動作を連携先のアプリケーションでの座標系の定義に合わせた動作にすることができます。
座標系オプションの設定を変更後、そのプログラム実行中はPDF Tool APIの動作は全て変更時に指定した座標系に従います。プログラムが終了するまでに再び設定を変更すれば、PDF Tool APIはまた新しい座標系のオプションが適用された状態で動作します。