9–3–22 ページ抽出(-pageExtract)

指定されたページやページ範囲を抽出します。

分割指定がある場合、抽出したページやページ範囲ごとにPDFファイルに保存します。

分割指定がない場合、抽出したページやページ範囲をひとつのPDFファイルに保存します。

しおりや開き方は、抽出後のPDFファイルにはコピーされません。

また、入力ファイルのセキュリティ情報は、抽出後のPDFファイルには引き継がれません。


パラメータ
内容
[PageRange]
抽出するページ番号またはページ範囲。指定必須
1 ページを「0」とする。
複数指定する場合はカンマで区切る。(例)"0,2-4"\
-divideFile
省略可
指定がある場合、 [PageRange] のカンマごとに分割してPDFファイルを出力する。出力ファイル名は指定の出力ファイル名の末尾にページ番号がつく。
指定がない場合、抽出したページをひとつのファイルに出力する。
-copyInfo
省略可
指定がある場合、入力ファイルの文書情報を出力ファイルにコピーする。
指定がない場合、文書情報はコピーしない。


コマンド設定例

WindowsAHPDFToolCmd60.exe -pageExtract "0,3-6" -divideFile -d c:\test\test.pdf -o c:\sav\out.pdf
Linuxsh run.sh -pageExtract "0,3-6" -divideFile -d /home/antenna/test/test.pdf -o /home/antenna/sav/out.pdf
動作内容test.pdfから1ページ目と、4~7ページ目を抽出しそれぞれ別々のファイルに保存する。
保存ファイル名は、out_0.pdf、out_3-6.pdfとなる。