9–4 コマンドの複数指定

コマンドラインにおいて、情報取得を行うコマンドと透かし関連コマンド(-setPdfWatermark、-setImageWatermark、-setTextWatermark、-setColorWatermark)以外の15種類のコマンドを同時に複数指定することができます。透かし関連コマンドについては、複数の種類を同時に指定した場合、コマンド上で最初に出現した透かし処理が実行されます。コマンドの指定順は任意ですが、実行される順番は以下の通りです。

1.-decrypt

2.-mergeFiles

3.-changeDocInfo

4.-pageRotate

5.-pageDelete

6.-insertEmptyPage

7.-changeViewInfo

8.-setPdfWatermark/ -setImageWatermark/ -setTextWatermark/ -setColorWatermark

9.-writeText

10.-addPageNumber

11.-addEmbeddedFile

12.-exportAnnotsToFDF

13.-importAnnotsFromPDF

14.-optimize

15.-encrypt

16.-pageExtract

17.-embedFonts

18.-extractImage

19.-extractText

20.-extractEmbeddeFile

21.-importAnnnotsFormFDF


エラーが発生した場合、コマンドラインは保存を行わずに終了します。

「-pageDelete」、「-insertEmptyPage」は、1 回のコマンド指定内で複数回呼び出すことはできません。