■コマンド例
[処理例]
{R G B}={0 1 0} の色を透明度0.7 の透かしとして先頭ページ以外のページに印刷非対象の状態でtest.pdf に挿入してout.pdf に保存する。
[Windows]
AHPDFToolCmd70.exe -setColorWatermark -color 0 1 0 -notInFirst -notPrint -opacity 0.7 -d C:\test\test.pdf -o C:\sav\out.pdf
[Linux / Amazon Linux2 X86]
AHPDFToolCmd70 -setColorWatermark -color 0 1 0 -notInFirst -notPrint -opacity 0.7 -d /home/antenna/test/test.pdf -o /home/antenna/sav/out.pdf
■処理内容
色の透かしを挿入します。
■フォルダ指定:対応有り
入力フォルダのPDFファイルに対し、色の透かしを挿入します。入力ファイル名と同一名で出力フォルダに出力します。
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■パラメータ
パラメータ | 内容 |
-color r g b | 挿入する色の設定。指定必須 設定値の範囲:r,g,bそれぞれ0.0~1.0 |
-rect left bottom right top | 透かしを配置する矩形の指定(mm単位)。指定がない場合はページサイズの矩形。 |
-margin top left bottom right | 透かしを配置するときの余白の設定(mm単位)。省略可。 |
-zorder Val | 透かしのZオーダーの設定。省略可。 1: 前面 2: 背面 指定がない場合、「1:前面」に配置。 1,2以外が指定された場合、エラーとなる。 |
-pageRange Val | 透かしを挿入するページ範囲の設定。省略可。 0: 全ページ 1: 先頭ページのみ 2: 最終ページのみ 3: 奇数ページ 4: 偶数ページ 5: 指定したページ 指定がない場合、「0:全ページ」に挿入する。 1~5以外が指定された場合、エラーとなる。 1と-notInFirst、2と-notInLastを指定するとエラーとなる。 |
-pageRangeCustom Val | 透かしを挿入するページ番号あるいはページ範囲を指定。「-pageRange 5」の場合に設定必須。1ページを「0」とする。 例)-pageRangeCustom “0,2-4” 1ページと3~5ページに挿入される。 |
-notInFirst | 指定がある場合、先頭ページには透かしを挿入しない。 指定がない場合、先頭ページに透かしを挿入できる。 -pageRange 1 と同時に指定するとエラーとなる。 |
-notInLast | 指定がある場合、最終ページには透かしを挿入しない。 指定がない場合、最終ページにも透かしを挿入できる。 -pageRange 2 と同時に指定するとエラーとなる。 |
-notDisplay | 指定がある場合、透かしを表示しない。 指定がない場合、透かしを表示する。 |
-notPrint | 指定がある場合、透かしを印刷対象としない。 指定がない場合、透かしを印刷対象とする。 |
-opacity Val | 透かしの透明度の設定。省略可。 設定値の範囲:0.0~1.0。0.0が透明、1.0が不透明。指定がない場合、1.0(不透明)。 |