Office Server Document Converter V11.0 が読み込みをサポートしているグラフィクスは以下のとおりです。
特に明記されていない場合は、Windows版、Linux版いずれでもサポートされています。
出力先の PDF / SVG に直接埋め込むことのできない形式のグラフィクスは、直接埋め込むことのできる形式に変換して埋め込みます。また、サポート外の形式で変換元文書内に入っているグラフィクスがあるとエラーになります。サポート外のグラフィクスを無視させたいときは、-extlevel オプションで 3 を指定してください。
☞ | INX出力での画像の扱いについては、INX出力の画像を参照してください。 |
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☞ | XPS出力での画像の扱いについては、XPS出力の画像出力を参照してください。 |
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指定された画像が存在しないなどの理由で取得できないときは、代替画像が代わりに表示されます。 ただし、background-image に指定された画像のときは代替画像は表示されません。
Windows Bitmap に対応しています。 content-type は "image/bmp" です。
JFIF(JPEG File Interchange Format)に対応しています。 content-type は "image/jpeg" です。
次の形式のJPEG 2000に対応しています。
PNG(Portable Network Graphics Format)に対応しています。 以下の制約があります。
content-type は "image/png" です。
TIFF Revision 6.0 仕様のTIFFファイルに対応しています。
下記のカラー表現を処理します。
以下の制約があります。
content-type は "image/tiff" です。
Graphics Interchange Format に対応しています。 以下の制約があります。
content-type は "image/gif" です。
Windows Metafile に対応しています。 PDF、SVG へはベクタ画像で出力されるので、画質の劣化はありません。 以下のような制約があります。
なお、gzip圧縮されたWMF(WMZ)にも対応しています。 content-type は "image/wmf" です。
Enhanced Metafile に対応しています。 PDF、SVG へはベクタ画像で出力されるので、画質の劣化はありません。 以下のような制約があります。
なお、gzip圧縮されたEMF(EMZ)にも対応しています。 content-type は "image/emf" です。
Scalable Vector Graphics (SVG) 1.1 に対応しています。 独自開発したエンジンにより描画するため、PDF中への画像を高い解像度で描画することが可能です。 詳細は、「SVG仕様の実装状況」を参照してください。 なお、gzip圧縮されたSVGにも対応しています。
SVGかどうかの判定は、svgタグに正しいxmlnsが記述してあればSVGとみなします。そうでない場合は、SVGとはみなされません。
代表的な content-type は "image/svg+xml" です。
Professional 版では ISO/IEC 8632:1999 の CGM, W3C の WebCGM 2.0 に対応しています。
CGM画像はベクタ画像としてPDFに埋め込まれます。ラスタ化されないため画像の劣化は発生しません。
Standard 版ではCGM画像からの変換はできません。
CGM読み込み機能の実装状況については「CGM仕様の実装状況」を参照してください。