Web Interface は、次の3つのプログラムからなります。
サーバープログラムは、Office Server Document Converter がインストールされているサーバーにインストールする必要があります。クライアントプログラムとフォルダ監視サービスは、サーバープログラムがインストールされているサーバーと通信したい各クライアントにインストールする必要があります。
すぐに動作させてみたいという方は、次のようにしてください。1台のマシンで動作確認できます。
-
Web Interface のサーバープログラムとクライアントプログラムの両方を、Office Server Document Converter のインストールされているマシンにインストールします。
-
管理者でコンソールを起動し、サーバープログラムがインストールされたディレクトリに移動して、サーバーを java -jar xds-osdc-server.jar で起動します。
-
コンソールをもうひとつ起動し、クライアントプログラムのインストールされたディレクトリに移動します。この例では、仮に C:\sample-01 にサンプルファイル(sample1.docx)があり、そのフォルダに書き込み権があるものとします。次のように指定してクライアントプログラムを実行します。
java -jar xds-osdc-client.jar -d C:\sample-01\sample1.docx -o C:\sample-01\output.pdf
-
サーバーとクライアントの両方のコンソールに経過が流れて、変換結果がクライアント側の指定した出力ディレクトリ内に格納されます。
このように、Web Interface の運用を開始するには、まずサーバープログラムを起動する必要があります。詳細は、サーバープログラムを参照してください。
各クライアントがコマンドプログラムを利用してサーバーと通信するためには、次のような手順となります。
-
変換させたいリソースを用意します。例えば、DOCX、XLSXファイルや画像などです。
-
クライアントを起動し、サーバーの場所、ファイル名、そして Office Server Document Converter のコマンドラインパラメータを指定します。
詳細は、クライアントプログラム を参照してください。
フォルダ監視サービスを利用時に、クライアントプログラムは必要としません。フォルダ監視サービスはWindowsあるいはLinuxのサービスとして起動、指定されたフォルダを監視し、放り込まれたファイルをサーバーへ送って変換結果を得ます。詳細は、フォルダ監視サービス を参照してください。