XMetaL 6.0の使用方法を記述したマニュアルは"ヘルプ"→"日本語ヘルプ"をクリックして御覧いただけます。またXMetaLの機能をご理解いただくためにのサンプルファイルは、メニューバーの"ヘルプ"→"サンプル"からご使用いただけます。
更新情報などの通知先を複数にすることは可能です。サポートまで御連絡下さい。ただし、サポートへのお問い合わせの担当は一名様の登録となります。
Windows Vista 以降の OS をご使用の場合、スタートメニューから"XMetaL
Author"を選び、そのコンテキストメニューの"管理者として実行"から起動してライセンスキーを入力してください。通常の起動方法でライセンスキーを入力するとエラーが発生します。
JUST SYSTEMS社よりDITA 1.2 用のコンフィグレーションキットがリリースされていますが英語版用のみとなっています。日本語版は以下の手順で暫定的に対応することが可能です。
- 日本語版、英語版とも以下のサイトから「DITA 12 Configuration Kit V
06.0.2.zip」をダウンロードし、中のリリースノート(※)を参考にXMetaLを設定してください。 これで英語版は DITA 1.2
に対応となります。 ※ zip 解凍後の「DITA 12 Configuration Kit V 06.0.2\DITA 12 Configuration
Kit V
06.0.2\DITA12_configuration_kit_release_notes_6.html」がリリースノートになります。
- 日本語版を御使用の場合、Place into XMetaL-J XACs
folder.zip(ダウンロード)」を使用して以下の設定をしてください。これで日本語メニューが改善されます。
- お使いの XMetaL 日本語版を終了して下さい。
以下のフォルダを PC から削除して下さい。
%APPDATA%\SoftQuad\XMetaL
添付ファイルを解凍し、中のフォルダを以下のフォルダに上書きコピーして下さい。
%PROGRAMFILES%\XMetaL6.0\Author\DITA\XACs
- コントロールキーを押しながら XMetaL
のアイコンをダブルクリックし、ダイアログボックスが表示されたら「はい」を選択して下さい。
- 設定完了です。
- DITA 1.2 対応をさせると 新しいDITA Open
ToolkitがXMetaL内にインストールされます。 しかしこのままの設定ではPDF 出力で日本語が表示されません。次の修正をしてください。
- 英語版、日本語版とも"%appdata%\SoftQuad\XMetaL
Shared\DITA_OT1.5\demo\xmfo\cfg\fo\font-mappings.xml" を開き、
<logical-font name="Sans"> 内で指定されている "KozMinProVI-Regular"
を "MS-Gothic" に、<logical-font name="Serif"> 内で指定されている
"KozMinProVI-Regular" を "MS-Mincho" に変更してください。
- 英語版、日本語版とも"%appdata%\SoftQuad\XMetaL
Shared\DITA_OT1.5\demo\xmfo\Customization\fo\attrs\xm-cfg"
フォルダを開きます。 commons-attr.xslのバックアップをとり、修正版(ダウンロード) のcommons-attr.xslで上書きしてください。
-
英語版を使用している場合には、"%appdata%\SoftQuad\XMetaL
Shared\renderx\xep.xml" を開き、以下のように変更を行ってください(日本語版の場合は不要です)。
【変更前】
<font-group xml:base="file:/C:/Windows/Fonts/" label="Asian"
embed="true" subset="true">
<font-family name="MS Mincho">
<font>
<font-data ttf="MSMINCHO.TTC"/>
</font>
</font-family>
...
</font-group>
【変更後】
<font-group xml:base="file:/C:/Windows/Fonts/" label="Asian"
embed="true" subset="true">
<font-family name="MS-Mincho">
<font>
<font-data ttf="msmincho.ttc"/>
</font>
</font-family>
<font-family name="MS-Gothic">
<font>
<font-data ttf="msgothic.ttc"/>
</font>
</font-family>
...
</font-group>
XMetaL 6.0
を初めてインストールした環境では、DITA-OT関連のファイルがまだ展開されていないため、"%appdata%\SoftQuad\XMetaL
Shared" フォルダは存在しません。 このような場合は、"ヘルプ"→"サンプル"より、"XMetaL
Reviewerヘルプ(DITA)"を選択した後、"ファイル"→"DITAマップの出力を生成"を選択し、HTML[単一HTMLファイル]を選択して、サンプルのDITAのHTMLを生成してください。これによりDITA関連ファイルが展開され、
"%appdata%\SoftQuad\XMetaL Shared" が作成されます。
※ このDITA 1.2 用のコンフィグレーションキットは、JUST
SYSTEMS社がDITA1.2対応のため、XMetaL 6.0に用意したベータ版です。このキットに含まれるDITA Open Toolkit
1.5の動作に関しては、JUST SYSTEMS社はサポート対象外としていますのでご注意ください。
もしDITA1.2を使用してシステム構築を御検討の場合、すでに発売になっているXMetaL 7.0へのバージョンアップをお勧めします。
scale属性を有効にするスタイルシートファイルを用意しました。"%APPDATA%\SoftQuad\XMetaL
Shared\DITA_OT1.5\demo\xmfo\Customization\fo\xsl"
フォルダを開き、xm_image_size_fix.xslのバックアップをとってから、
修正版(ダウンロード)のxm_image_size_fix.xslを上書きコピーしてください。このファイルは DITA1.2 対応させたXMetaL 6.0用です。
"タグ表示"(Tag View)または"標準"(Normal)表示でコンテキストメニューから"すべての参照情報を更新(A)"(Refresh All
References)をクリックしてください。参照先の内容で表示が更新されます。
conrefendはDITA1.2から追加された属性です。ところがXMetaL 6.0とDITA 1.2
Configuration KitによるDITA
1.2対応はあくまで暫定版です。conref~conrefendの範囲のプレビュー、keyref、conkeyrefなどのプレビューはできません。DITA
1.2の機能の正式サポートはXMetaL 7.0となります。バージョンアップを御検討ください。
出力先パスにASCII文字以外の文字が含まれている場合にこのような現象が発生します。含まれている場合には、ASCII文字のみのパス名に出力してください。
XMetaL 6.0インストールフォルダ C:\Program Files\XMetaL 6.0\Author に"XMetaL Author
Enterprise User's Guide.pdf"があります。この Customizing the user interface - Macros
に作り方が解説されています。
残念ながらGUIの属性インスペクタや要素リストをカスタマイズすることはできません。表示するXMLならCSSファイルをつかってカスタマイズすることができます。
Adobe Illustratorで出力したSVGには、定義されていない実体(Entity)を参照している不具合が存在する場合があります。
以下にSVGの例を示します。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<!-- Generator: Adobe Illustrator 10.0, SVG Export Plug-In . SVG Version: 3.0.0 Build 77) -->
<!DOCTYPE svg PUBLIC "-//W3C//DTD SVG 1.0//EN"
"http://www.w3.org/TR/2001/REC-SVG-20010904/DTD/svg10.dtd" [
<!ENTITY ns_flows "http://ns.adobe.com/Flows/1.0/">
<!ENTITY ns_extend "http://ns.adobe.com/Extensibility/1.0/">
<!ENTITY ns_ai "http://ns.adobe.com/AdobeIllustrator/10.0/">
<!ENTITY ns_svg "http://www.w3.org/2000/svg">
<!ENTITY ns_xlink "http://www.w3.org/1999/xlink">
<!ENTITY st0 "fill:none;stroke:#FB0F0C;">
<!ENTITY st1 "font-size:9;alignment-baseline:alphabetic;">
<!ENTITY st2 "fill:#FFFFFF;stroke:#1B2988;">
<!ENTITY st3 "fill:none;stroke:#000000;stroke-width:0.5;stroke-dasharray:2 2 4 2 12 2;">
<!ENTITY st4 "enable-background:new ;">
<!ENTITY st5 "fill:none;stroke:#000000;stroke-width:0.5;">
<!ENTITY st6 "fill:none;stroke:#000000;">
<!ENTITY st7 "fill:none;stroke:#FB0F0C;stroke-dasharray:2 2 4 2 12 2;">
<!ENTITY st8 "font-size:6;">
<!ENTITY st9 "font-size:9;">
<!ENTITY st10 "fill:#FFFFFF;stroke:#FB0F0C;">
<!ENTITY st11 "font-family:'MS-Gothic';adobe-font-script:japanese;">
<!ENTITY st12 "fill:none;stroke:#1B2988;stroke-dasharray:2 2 4 2 12;">
<!ENTITY st13 "fill:none;stroke:#1B2988;">
<!ENTITY st14 "fill:none;stroke:#1B2988;stroke-dasharray:2 2 4 2 12 2;">
<!ENTITY st15 "fill:none;stroke:#FB0F0C;stroke-dasharray:2 2 4 2 12;">
]>
<svg xmlns:x="&ns_extend;" xmlns:i="&ns_ai;"
xmlns:graph="&ns_graphs;"
xmlns="&ns_svg;" xmlns:xlink="&ns_xlink;"
xmlns:a="http://ns.adobe.com/AdobeSVGViewerExtensions/3.0/"
width="479.144" height="244.247" viewBox="0 0 479.144 244.247"
style="overflow:visible;enable-background:new 0 0 479.144 244.247"
xml:space="preserve">
この例では、xmlns:graph="&ns_graphs;"で実体参照を行っていますが、対応する実体定義がありません。これは通常のXMLパーサーではエラーとなります。
またこのgraphというネームスペースは使用されていません。
このためこの例の場合ではxmlns:graph="&ns_graphs;"を削除すると、XMetaL 6.0でも表示サイズが正確に表示されるようになり、またPDF出力でもSVGが表示されるようになります。
oXygenの2015年4月時点の最新バージョンは16.1で、DITA1.2に対応しています。このため作成したDITAインスタンスにより様々なパターンが考えられます。
- 特殊化したDTDを使用したDITAインスタンスを読み込む場合
XMetaL 6.0の側でも特殊化したDTDを組み込む必要があります。以下は、特殊化していない一般的なDITA DTDで、バージョンから独立した公開識別子("-//OASIS//DTD DITA Topic//EN"など)を使用した場合です。
- oXygenでDITA1.1レベルのDITAインスタンスを作成し、XMetaL 6.0 SP1で読ませる場合
問題なく読み込めるはずです。
- oXygenでDITA1.2レベルのDITAインスタンスを作成し、XMetaL 6.0 SP1 + DITA 1.2 Configuration Kitで読ませる場合
問題なく読み込めるはずですが、XMetaL 6.0 SP1 + DITA 1.2 Configuration Kitの使用しているDITA 1.2のDTDは少しバージョンが古いため最新版とは若干相違があります。このためエラーが発生する可能性がゼロとはいえません。
DITA 1.2を取り扱う場合は、XMetaL 7.0へのバージョンアップをお勧めします。
- oXygenでDITA1.2レベルのDITAインスタンスを作成し、XMetaL 6.0 SP1で読ませる場合
XMetaL 6.0 SP1はDITA 1.1までにしか対応していません。検証エラーが発生することが予測されます。XMetaL 7.0へのバージョンアップをお勧めします。
%APPDATA%\SoftQuad\XMetaL Shared\DITA_OT\demo\xmfo\cfg\fo\font-mappings.xml
のフォントファミリー名を、PDF基本14フォントやAdobe Reader付属のものでなく、標準的なWindowsのフォントを指定してください。例えば次のように変更します。
- Helvetica⇒Arial
- Times⇒Times New Roman
- Courier⇒Courier New
JUST SYSTEMS社の作成した plug-in の仕様のため、設定等により対応することができません。この現象を回避するには、別途 DITA-OTを入手していただき、そのDITA-OTを使用してください。
該当のスタイルシートをみると、@href属性を処理しているところでエラーになっています。原因は、DITA-OTのスタイルシートが、@hrefの記述内容
"support.microsoft.com" を、DITAのリソースとして扱ってしまっているためです。使用されている要素が xref で、xref/@href
で外部参照をする場合は、@href で正しくURLを記述して、 @scope="external" とする必要があります。
XMetaLはInternet Explorerを使ってSVGを描画します。IE10以降ではSVG
ViewerなしでSVGが表示されます。IE8以前ではSVG Viewerが必要です。以下からダウンロードをお願い致します。
SVG Tools Download Area
新規にトピックやマップを作成し、保存しない状態で、conrefを使用した場合は、conref属性の参照先のファイルのパスは絶対パスとなります。この場合は一旦ファイルを保存してから行ってください。