長期署名PAdESライブラリ改訂情報
このページでは『長期署名PAdESライブラリ』の改訂情報です。
最新の情報は、開発元となる有限会社ラング・エッジ( LangEdge, Inc.)でご確認ください。
改訂履歴
- 2024年8月19日
- 長期署名PAdESライブラリ(Ver.1.09.R1)
- 2024年3月4日
- 長期署名PAdESライブラリ(Ver.1.08.R3a)
- 2023年10月27日
- 長期署名PAdESライブラリ(Ver.1.08.R3)
- 2023年10月27日
- 長期署名PAdESライブラリ(Ver.1.08.R2)
- 2023年8月30日
- 長期署名PAdESライブラリ(Ver.1.08.R1)
- 2022年9月5日
- 長期署名PAdESライブラリ(Ver.1.07.R5)
- 2022年5月25日
- 長期署名PAdESライブラリ(Ver.1.07.R4)
- 2022年2月14日
- 長期署名PAdESライブラリ(Ver.1.07.R3)
- 2021年7月7日
- 長期署名PAdESライブラリ(Ver.1.07.R2)
- 2021年1月15日
- 長期署名PAdESライブラリ(Ver.1.07.R1)
- 2018年11月26日
- 長期署名PAdESライブラリ(Ver.1.06.R1)
- 2016年12月21日
- 長期署名PAdESライブラリ(Ver.1.05.R1)
長期署名PAdESライブラリ(Ver.1.09.R1)
2024年8月19日
本リリースでは新暗号(楕円曲線/ECDSA)対応等がメインとなります。主な修正項目等は以下となります。
新機能追加
- ECDSA(楕円曲線)暗号にベータ対応。
- 検証時にCVS(証明書検証サーバー)向けのオプションフラグを追加。
主な修正内容
- OCSP優先時に埋込CRLのチェックを先に行う仕様変更。
- CRL優先時に埋込OCSPのチェックを先に行う仕様変更。
- RC4/40bitsの暗号化のV=1/R=3(ISO仕様違反)に対応。
- OCSPの失効日時の取得に失敗していた問題の修正。
- PKCS#11の署名時に例外になるケースがあり修正。
- PT_SUBJECT_ALT指定時に別名がマージされてない問題の修正。
- CRLの署名証明書の認証パス構築に間違うケースの修正。
その他詳細は製品ダウンロードページ(LE:PAdES:Lib / LE:PAdES-Basic:Lib)でご確認ください。製品ダウンロードページでは認証が必要です。sis@antenna.co.jpへお問い合わせください。
改訂版配布サービスの対象
『長期署名PAdESライブラリV1.x』の保守契約期間中のユーザー様
PDF長期署名ライブラリ LE:PAdES:Lib(Ver1.08.R3a)
2024年3月4日
修正内容
本リリースはパッチ版ということで、V1.08.R3の入れ替えとなります。
- タイムスタンプ取得時のSSOL様タイムスタンプサービスのNonce仕様変更への対応しました。
- ご注意
-
SSOL様タイムスタンプサービスの利用時に時々失敗する場合があります。
ご利用の場合には再ダウンロードと更新をお願いします。
その他詳細は製品ダウンロードページ(LE:PAdES:Lib / LE:PAdES-Basic:Lib)でご確認ください。製品ダウンロードページでは認証が必要です。sis@antenna.co.jpへお問い合わせください。
改訂版配布サービスの対象
『長期署名PAdESライブラリV1.x』の保守契約期間中のユーザー様
PDF長期署名ライブラリ LE:PAdES:Lib(Ver1.08.R3)
2024年1月22日
追加/修正内容
「PDF長期署名ライブラリLE:PAdES:Lib」と「PDF基本署名ライブラリLE:PAdES-Basic:Lib」がバージョンアップして V1.08.R3 となりました。追加された主な新機能や修正等は以下のとおりです。
- 新機能
- PDF解析結果XMLとして署名オプション情報の取得が出来るようになりました。
- 修正項目
- OpenSSL 3.1.1にて一部のPKCS#7署名の検証に失敗していた問題を修正しました。
- OpenSSL 3.1.1にて一部のタイムスタンプの情報取得に失敗していた問題を修正しました。
- 異常なタイムスタンプトークンの解析に失敗した場合に例外を生じる問題を修正しました。
- 画像解析時に /ASCII85Decode 等でエンコードで例外を生じる問題を修正しました。
- WinHTTPの認証付きプロキシのBasic認証時の問題を修正しました。
- LE:PKI:LibのV1.08.R3へ更新しました。
- LE:PAdES:LibマニュアルとLE:PKI:Libマニュアルへ更新しました。
その他詳細は製品ダウンロードページ(LE:PAdES:Lib / LE:PAdES-Basic:Lib)でご確認ください。製品ダウンロードページでは認証が必要です。sis@antenna.co.jpへお問い合わせください。
改訂版配布サービスの対象
『長期署名PAdESライブラリV1.x』の保守契約期間中のユーザー様
長期署名PAdESライブラリ(Ver.1.08.R2)
2023年10月27日
修正内容
「PDF長期署名ライブラリLE:PAdES:Lib」と「PDF基本署名ライブラリLE:PAdES-Basic:Lib」がバージョンアップして V1.08.R2 となりました。主な修正項目は以下となります。
- 属性証明書を含むタイムスタンプトークンの検証失敗の問題の修正
- AES 256bitsにて暗号化されたPDFファイル読み込みが失敗する問題修正
- V_ASN1_BMPSTRING(UTF-16BE)含む証明書の情報取得失敗する問題修正
- DN形式のCRLDPでLPKV_NOUSE_LDAPを指定時にCRL取得する問題修正
- OpenSSLの3.1.1完全移行に向けてOpenSSLレガシーAPIの利用停止
- LpaCmdで検証結果XMLを画面表示する場合 Verified 等を表示しない修正
その他詳細は製品ダウンロードページ(LE:PAdES:Lib / LE:PAdES-Basic:Lib)でご確認ください。製品ダウンロードページでは認証が必要です。sis@antenna.co.jpへお問い合わせください。
改訂版配布サービスの対象
『長期署名PAdESライブラリV1.x』の保守契約期間中のユーザー様
長期署名PAdESライブラリ(Ver.1.08.R1)
2023年8月30日
追加/修正内容
「PDF長期署名ライブラリLE:PAdES:Lib」と「PDF基本署名ライブラリLE:PAdES-Basic:Lib」がバージョンアップして V1.08.R1 となりました。今回はメジャーバージョンアップとなり2点仕様変更がありましたのでご利用前にご確認ください。追加された主な新機能や修正等は以下となります。
- 仕様変更
- 検証時にCRL優先からOCSP優先に仕様変更(Windows/Linux)
- HTTP通信方式をWinInetからWinHttpに変更(Windowsのみ)
- 新機能:
- Windows版でHTTP通信方式の選択が可能となった
- Windows版でSocket+OpenSSLのHTTP通信の利用が可能となった
- VisualStudio 2022に対応した、VS2010/VS2012は非サポートとなった
- 署名証明書を取得する PdaSign.getSignCert() を追加
- 検証時に署名証明書認証パスのトラストアンカー指定rootが指定可能
- LpaCmdの-verify時に-resultのみ指定で標準出力に検証結果XMLを表示
- 修正項目:
- OpenSSLをV1.1.1からV3.1.1に変更した サポート期間の問題
- 1バイト目が改行コードのPDFファイルも読み込めるように修正
- /Pageに/Annotsの間接指定時特殊ケースで例外を生じるケースを修正
- 署名オプションのSignInfoの埋め込み文字列をUTF16LEからUTF16BEに修正
- AESV2/AESV3の暗号化時PADDINGにおいて割り切れるサイズの場合の問題の修正
- MDP署名のP=3/Lock署名のP=3 の時に署名フィールド付与が出来ない問題の修正
- LpaCmd引数に"で囲い中にスペース文字があった場合に正しく認識しない問題の修正
- Linux版にてシステムのタイムゾーン値取得時に異常な値だった場合の問題の修正
- Linux版にて文字列セット時のUSC4変換のチェックを厳しくした
- オブジェクトの重複があった場合に-4220/PDA_ERR_UPDATE_BYTERANGEとなる問題の修正
- 事前に複数署名フィールドを用意後に外観付き署名付与を行った場合の表示問題の修正
- PKCS#7署名の検証に失敗するケースがあった問題の修正
- CRL取得がシングルスレッド実行されていた問題の修正
- Linux版プロキシ利用時のマルチスレッド対応で稀に失敗する問題の修正
- LpaCmdの設定XMLを-type doctsで使った場合にエラーになる場合があった問題の修正
その他詳細は製品ダウンロードページ(LE:PAdES:Lib / LE:PAdES-Basic:Lib)でご確認ください。製品ダウンロードページでは認証が必要です。sis@antenna.co.jpへお問い合わせください。
改訂版配布サービスの対象
『長期署名PAdESライブラリV1.x』の保守契約期間中のユーザー様
長期署名PAdESライブラリ(Ver.1.07.R5)
2022年09月5日
追加/修正内容
「PDF長期署名ライブラリLE:PAdES:Lib」と「PDF基本署名ライブラリLE:PAdES-Basic:Lib」がバージョンアップして、V1.07.R5 となりました。追加された主な新機能や修正等は以下となります。
- 新機能:
- 最後の署名後の更新を判定する LePAdES::isUpdate() を追加
- 署名外観に所有者別名を利用するオプションを追加
- Windows版においてSIGSEGV時の例外をcatchしてthrow機能の追加
- clientV2 フォルダの下を、クライアント署名V2.1.R2 に更新
- LpaCmdの -client がLinux版でも動作するように修正
- LpaCmdの -server で要求XMLを標準入力から指定出来るように修正
- LpkTimestampTokenクラスに addValidationData() を追加
- 修正項目:
- PDF内部のHEX文字列の途中で改行がある場合の問題の修正
- DSS辞書が既にある場合のaddLTV()時にDSS辞書が更新されない問題の修正
- 署名済みPDFに対し添付ファイル追加が実行された場合にエラーにする修正
- PDFのMediaBoxのx1/x2かy1/y2が逆でも正しく位置を指定を可能にする修正
- Object Stream 解析時の最大バッファサイズの指定に誤りがあったので修正
- 未使用のPDFオブジェクトがあった時に誤動作する場合があったので修正
- xrefの情報が誤っている不正PDFの場合に例外となる場合があったので修正
- ByteRangeの情報が誤っている不正PDFの場合の問題の修正
- 署名情報が誤っている不正PDFの場合に例外となる場合があったので修正
- 証明書の所有者別名が正しく取得出来ない場合があったので修正
- .NETのAPIにおいてsaveEmbedFileにてユニコードの問題を修正
その他詳細は製品ダウンロードページ(LE:PAdES:Lib / LE:PAdES-Basic:Lib)でご確認ください。製品ダウンロードページでは認証が必要です。sis@antenna.co.jpへお問い合わせください。
改訂版配布サービスの対象
『長期署名PAdESライブラリV1.x』の保守契約期間中のユーザー様
長期署名PAdESライブラリ(Ver.1.07.R4)
2022年5月25日
追加/修正内容
「PDF長期署名ライブラリLE:PAdES:Lib」と「PDF基本署名ライブラリLE:PAdES-Basic:Lib」がバージョンアップして、V1.07.R4 となりました。追加された主な新機能や修正等は以下となります。
- 新機能:
- 添付ファイル処理APIのファイル名引数にユニコード(WCHAR)を使うAPIを追加
- CAdESの署名証明書情報に古い形式(V2より前)を使っている場合の検証対応
- xref管理テーブルの情報は間違っているがオブジェクト情報が正しい場合の対応
- HTTP通信時のUserAgentがIE6の偽装になっていたのでIE11に変更
- Windows証明書の「個人」に秘密鍵を持たない証明書がある場合への対応
- LePAdES.saveFile()のファイル名引数にユニコード(WCHAR)を使うAPIを追加
- 不正な注釈があっても上書きして署名フィールドを生成できるようにした
- 修正項目:
- サイズがゼロの添付ファイルをエラーにしていた修正
- 暗号化PDFファイルの文書ID情報が空文字だった場合の修正
- 添付ファイルの追加時に一部PDF仕様違反があったので修正
- 圧縮率が非常に高いXRefStm(ストリーム形式のXREF)場合の修正
- PDFのタイトル情報等に異常な文字列が含まれている場合の修正 [linux]
- 印影にPDFファイルを使った場合のエラーになることがあった場合の修正
- 暗号化PDFファイルの署名辞書で/Typeキーが省略されている場合の修正
- 検証結果XMLの日付に署名タイムスタンプがあればその時刻を表示
- 署名理由等をJavaで取得する時にサロゲートペア文字等への対応修正
- XMPのサイズがゼロのケースにエラーになっていた問題を修正
- 証明書を設定XMLからセットする際に誤りがあったので修正
- PKCS#11利用時のパスワードが正常に渡らない場合がある問題の修正
その他詳細は製品ダウンロードページ(LE:PAdES:Lib / LE:PAdES-Basic:Lib)でご確認ください。製品ダウンロードページでは認証が必要です。sis@antenna.co.jpへお問い合わせください。
改訂版配布サービスの対象
『長期署名PAdESライブラリV1.x』の保守契約期間中のユーザー様
長期署名PAdESライブラリ(Ver.1.07.R3)
2022年2月14日
追加/修正内容
「PDF長期署名ライブラリLE:PAdES:Lib」と「PDF基本署名ライブラリLE:PAdES-Basic:Lib」がバージョンアップして、V1.07.R3 となりました。追加された主な新機能や修正等は以下となります。
- 新機能:
- 検証結果のLTV状態を判定する PdaVerifyXml.isLTV() を追加
- マニュアルに「3.8.長期検証(LTV)対応の判定」を追加
- XMP読み込み実行の設定をする LdPAdES.loadXmp() を追加
- マニュアルに「3.9.署名操作時のXMP 更新」を追加
- .NETのAPIでバイナリ等が返す時に lastError() でエラー値取得
- 署名理由や署名場所にユニコード文字が利用可能となった
- PKCS#7の検証時にAdobe仕様の失効情報(CRL/OCSP)の埋め込みに対応
- 修正項目:
- Amazon Linux のiconv引数にNULLが渡されると例外になる問題の修正
- Windows版のPKCS#11利用時の問題の修正
- Linux版で署名理由や署名場所に環境依存文字が使えない問題の修正
- 他ツール等でXMPがXML正規化された後にXMP設定されない問題を修正
- XMPに属性として標準情報が入っていたケースに対応
- 異常タイムスタンプトークンに例外となる問題の修正
- パスワード付きPDFの読み込み時に正しく読めないケースへの対応
- setPropNameによるプロパティ設定時にXMLタグ名の対応を厳密
- JavaのLpkCades::getSignHash()のJNI引数処理に誤りの修正
- 署名理由などのリテラル文字列のエスケープ文字処理に誤りの修正
- PDFのページ回転値取得に失敗した場合に例外を生じる問題の修正
- xrefの指定に余計な文字列が入っていた場合でも読めるように修正
- その他警告レベルの細かな問題を修正
その他詳細は製品ダウンロードページ(LE:PAdES:Lib / LE:PAdES-Basic:Lib)でご確認ください。製品ダウンロードページでは認証が必要です。sis@antenna.co.jpへお問い合わせください。
改訂版配布サービスの対象
『長期署名PAdESライブラリV1.x』の保守契約期間中のユーザー様
長期署名PAdESライブラリ(Ver.1.07.R2)
2021年7月7日
追加/修正内容
「PDF長期署名ライブラリLE:PAdES:Lib」と「PDF基本署名ライブラリLE:PAdES-Basic:Lib」がバージョンアップして、V1.07.R2 となりました。追加された主な新機能や修正等は以下となります。
- 新機能:
- Windows版にICカード設定を指定するLpkCert::setCard2を追加
- プロバイダ名/種別/フラグや鍵種別等のパラメータが指定可能
- LpaCmdにてJPKI/GPKI等の国内ICカードに対応とパラメータ公開
- マニュアル「4.6.CAPI対応IC カードによる署名の利用」参照
- HSM(ハードウェア・セキュリティ・モジュール)対応の機能やドキュメントの整備
- 仮署名2(LePAdeS.makeEnhanced2機能)利用の整備
- LpaCmdにて外部で署名値計算を行う仮署名2の機能を追加
- Linux版にて仮署名2用にX.509証明書の指定機能を追加
- 仮署名2のLpaCmd利用サンプルを追加
- CAdESハッシュ値計算時にハッシュアルゴリズム指定を追加
- マニュアル「4.8.HSMによる署名の利用(仮署名)」の追加
- Linux版として従来のCentOS以外にAmazon Linuxビルド版の提供
- 互換性向上の為に一部のCAdESデータ仕様への対応
- Windows版でWindows証明書ストアのCNG形式での登録秘密鍵に対応
- マニュアル4章を「4.PKI要素と署名方法」として全面更新
- PDFのハイブリッドXREF構造への対応
- Windows版にICカード設定を指定するLpkCert::setCard2を追加
- 修正項目:
- メタデータが暗号化されたPDFの読み込み時に失敗する問題の修正
- 署名データ用の確保領域を15KBから17KBに増やした
- MDP署名にて/Pキーが無い場合に読み込みに失敗する問題の修正
- 署名フィールド名に日本語が使われている場合の問題を修正
その他詳細は製品ダウンロードページ(LE:PAdES:Lib / LE:PAdES-Basic:Lib)でご確認ください。製品ダウンロードページでは認証が必要です。sis@antenna.co.jpへお問い合わせください。
改訂版配布サービスの対象
『長期署名PAdESライブラリV1.x』の保守契約期間中のユーザー様
長期署名PAdESライブラリ(Ver.1.07.R1)
2021年1月15日
追加/修正内容
「PDF長期署名ライブラリLE:PAdES:Lib」と「PDF基本署名ライブラリLE:PAdES-Basic:Lib」がバージョンアップして、V1.07.R1 となりました。追加された主な新機能や修正等は以下となります。
- 新機能:
- クライアント署名V2.1をサポート
- Edge/Chromeでのクライアント署名が可能
- XAdES-BESローカル署名に対応(サーバ連携不要)
- 証明書情報をローカルで取得可能(JPKI/商業登記証明書他)
(※ ASP/OEMは別途クライアント署名ライセンスが必要)
- Linux版でもXMP操作が可能になりました
- Windows版でVisualStduio 2017/2019に対応した
- AES-256bitsの暗号化に対応した
- Java/.NETで最後のエラー lastError() のAPIを追加しました
- 証明書クラスでJPKI/商業登記証明書の情報取得APIを追加しました
- 簡易添付ファイル対応のAPIを追加した(他社互換性は非保証)
- Windows版で libxml2.dll と zlib1.dll が不要になりました
- クライアント署名V2.1をサポート
- 修正項目:
- HTTP/LDAP通信に失敗した場合には1度だけ0.5秒待ってリトライする
- 署名データ用の確保領域を15KBに増やしました
- リンク証明書を使った場合の認証パス構築不具合を修正
- 署名時のメモリ利用量を削減
- Windows版でBasic認証付きPROXYの認証情報の設定方法を変更
- Linux版でSquidにおいてhttps通信時に失敗をしていた問題を修正
- その他互換性向上(読めないPDFへの対応等)
その他詳細は製品ダウンロードページ(LE:PAdES:Lib / LE:PAdES-Basic:Lib)でご確認ください。製品ダウンロードページでは認証が必要です。sis@antenna.co.jpへお問い合わせください。
改訂版配布サービスの対象
『長期署名PAdESライブラリV1.x』の保守契約期間中のユーザー様
長期署名PAdESライブラリ(Ver.1.06.R1)
2021年1月15日
追加/修正内容
「PDF長期署名ライブラリLE:PAdES:Lib」と「PDF基本署名ライブラリLE:PAdES-Basic:Lib」がバージョンアップして、V1.06.R1 となりました。追加された主な新機能や修正等は以下となります。
- 新機能:
- クライアント署名V2をサポート
- CAdES署名が可能(V1ではPKCS7.SHA)
- 1つのプラグインでPAdES/XAdESに対応可能
- クライアント署名V2用のAPIの追加
- ※ ASP/OEMは別途クライアント署名ライセンスが必要
- ※ 引き続き従来のクライアント署名V1も利用可能
- 署名外観に透過PNG画像が使えるようになりました
- 透過部をマスクして背景が抜ける印影が可能
- PNGからビットマップ化するので画像劣化しない
- PDF解析機能の新規追加
- 検証では無くPDF内部構造をXML形式で出力する機能
- PDF解析結果XMLレポート用LpaParseXmlクラスの追加
- PDFに関する基本/署名/画像の情報の取得
- 基本:タイトルや作成者等のPDFプロパティ情報
- 署名:署名/タイムスタンプに関連するPKI/PAdES情報
- 画像:各ページに含まれる画像情報(オプション)
※ 画像情報はDPI等も取得可能(埋め込み情報/計算)
マニュアル「9. PDF解析結果XML」参照
- CAdES署名にてAdobe仕様の失効情報の埋め込み対応
- 署名前取得CRL/OCSPの署名データへの埋め込み
- 検証時にもAdobe仕様の埋め込み失効情報に対応
マニュアル「3.7. Adobe 仕様の失効情報」参照 - CAdES署名時のHSM対応APIの追加
- CAdES署名対象のハッシュ値の取得等のAPI追加
※ リモート署名への対応が可能
- CAdES署名対象のハッシュ値の取得等のAPI追加
- 検証時のCRL優先/OCSP優先の指定を可能
- 従来はOCSP優先のみだったが選択が可能になった
※ デフォルトがOCSP優先からCRL優先に変更された
- 従来はOCSP優先のみだったが選択が可能になった
- LePKIインスタンスにCRL/OCSPキャッシュ化が可能
- 同じインスタンスで検証することで高速化が可能
- 取得CRL/OCSPをメモリ上独自証明書ストアに格納
- LE独自検証プロキシサーバのサポート
- 失効検証時の外部接続URLを1つにすることが可能
- 独自検証プロキシサーバはLE独自仕様
- Tomcat用のサーバサンプルの提供 マニュアル:「4.9. 失効情報取得の高度な指定 3)」参照
- OCSPURL未設定証明書でOCSPURLを外部指定可能
- 証明書未記載でもOCSPをサポート時に利用可能
- クライアント署名V2をサポート
- 修正項目:
- 検証時の優先をOCSP優先からCRL優先に変更
- オプション指定で従来通りOCSP優先も可能
- 有効期間が短いOCSPが増えてきた為に変更
- マイナンバーカードへの対応
- 住基カードは未サポートに変更
- 可視署名時に署名外観(画像/TEXT)無しを許した
- 別途画像を埋め込んだ署名に対応
- JAVA APIの障害修正
- Windows版LpkCadesのネイティブ部の障害修正
- LpkCert.getCrlDps()実装不足の追加
- Linuxで大量署名フィールドがある時の障害修正
- .NET APIの障害修正
- PdaVerifyXml::getReport()引数englishの障害
- スレッド時のタイムスタンプ処理問題を修正
- 他社PDFファイルとの互換性向上
- 読み込み時にエラーになっていたPDFへの対応
- その他細かな障害対応
- XMPのUTFの問題やメタデータ暗号化の問題の修正
- 特定のケース/利用方法で発生する障害等への対応
- 試験(サンプル実行)用の独自証明書類の更新
- 期限切れにともなう更新
- アマノタイムスタンプサービス3161の更新
- ライセンスファイル形式更新への対応
※ LE:PADES:Lib Ver1.05.R1e で対応済みの項目
- ライセンスファイル形式更新への対応
- 検証時の優先をOCSP優先からCRL優先に変更
その他詳細は製品ダウンロードページ(LE:PAdES:Lib / LE:PAdES-Basic:Lib)でご確認ください。製品ダウンロードページでは認証が必要です。sis@antenna.co.jpへお問い合わせください。
改訂版配布サービスの対象
『長期署名PAdESライブラリV1.x』の保守契約期間中のユーザー様
長期署名PAdESライブラリ(Ver.1.05.R1)
2016年12月21日
追加/修正内容
「PDF長期署名ライブラリLE:PAdES:Lib」と「PDF基本署名ライブラリLE:PAdES-Basic:Lib」がバージョンアップして、V1.05.R1 となりました。追加された主な新機能や修正等は以下となります。
- Windows版にて.NETのAPIの正式提供開始
- Windows版の対応開発環境の追加(従来VS2010のみ)
- VS2010/VS2012/VS2013/VS2015への対応
- VS2010版が基本ですが別途VS2015版もバイナリ提供
- VS2005はMSサポート切れの為にサポート終了
- Javaの開発環境からJava1.6のサポート終了
- OpenSSLのv1.0.1系からv1.0.2系への移行
- v1.0.1系が2016年12月末にてメンテナンス終了の為
- GPKI/LGPKIの証明書検証サーバ(CVS)への対応
- PDFプロパティの取得と追加のAPIへの対応
- LE:PAdES-Basic:LibでもCAdESが利用可能になった
- 制限が1つ解除され PAdES-Enhanced も利用可能
- その他細かな修正
今回のバージョンアップでは「PDF基本署名ライブラリLE:PAdES-Basic:Lib」の制限を1つ撤廃しました。これは出来るだけ新しい仕様をご提供したいと言う目的です。これで「PDF長期署名ライブラリLE:PAdES:Lib」と「PDF基本署名ライブラリLE:PAdES-Basic:Lib」の違いは「長期保管への対応」の有無のみとなります。
またWindows版に関しては兼ねてよりご要望が多かったVisual Studio各バージョンへ対応しました。ただしVisual Studio 2005はマイクロソフト社のサポート終了につき非サポートとなりましたのでご注意ください。
改訂版配布サービスの対象
『長期署名PAdESライブラリV1.x』の保守契約期間中のユーザー様