TextPorter 動作環境/制限事項
動作環境(V6.0)
TextPorter V6.0 をインストールしてご利用になるには以下の動作環境が必要です。
下記のOS用のバイナリをCD-ROMに収容しています。但し、ライセンスはCPU1台毎にお求めください。
他のプラットフォームへの移植も承ります。詳細は担当窓口までお問い合わせください。
Windows x86
Windows Server 2019/Windows Server 2022
Windows 10(64bit)/Windows 11
Microsoft Visual C++ 2022でビルドしています。
動作には、Visual C++ 2015 から2022 に共通のランタイムが必要です。
システムにインストールされていない場合は、製品パッケージのredistディレクトリにある「Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ」をインストールしてください。
64bit版は、vcredist_x64.exeです。
Linux x86
Linux(64bit)
GCC 11.3.1でビルドしています。 動作には、libc.so.6(version 2.34) 以上、libstdc++.so.6(version 6.0.29)以上で、これらとバイナリ互換性があるライブラリが必要です。
TextPorter V6.0 R1 は、GCC 13で動作確認をしました。
動作保証について
動作保証については、対応プラットフォーム(OS, JavaVMなど)に起因する問題は、弊社では保証できません。
また、プラットフォームに起因する問題に対する解決先・回避策の提供は、通常サポートには含まれません。
TextPorterの販売中、あるいは有償保守契約の期間中であっても、プラットフォーム製造元のサポート期間が終了した場合、動作保証はできません。
プラットフォーム製造元のサポート期間が終了したあとでも、TextPorterの動作保証をお求めの場合は、弊社までご相談ください。
対応インターフェース
- .NET インターフェース
- .NET 8.0(旧名 .NET Core)インターフェース
- Java インターフェース
Java 21/Java 17での動作を確認しました。
『TextPorter』の機能を、ライブラリとして、C/C++, Java から呼び出せるように、これらの言語インターフェイスを用意しています。これに加えて、Windowsでは Microsoft .NET 8.0インターフェースも用意しています。
また、C++で書かれたサンプルプログラムが付属しています。これをそのまま、あるいはお客様の要望に合わせて改良してビルドすれば、実行可能なコマンドとして、プログラム内からプロセスとして起動して使うこともできます。もちろん、コンソールでコマンドラインのソフトとして使うことも可能です。
注:Java,インターフェースは、プラットフォームによってサポートしてないものもあります。詳細はお問い合わせください。
制限事項
抽出元アプリケーションに対応するテキスト抽出エンジンと、その使用ライセンスがないものは、テキスト抽出できません。
PDFファイルとMicrosoft Officeファイルを除いて、パスワードで保護した(暗号化された)ファイルからのテキスト抽出はできません。パスワード保護されたファイルはあらかじめオリジナルのアプリケーションでパスワード設定を解除する必要があります。
MicrosoftのIRM(InformationRightmanagement)機能を使って、ドキュメントへのアクセスの制限(閲覧、変更Etc.)を設定したMicrosoft officeファイルからのテキスト抽出はできません。
当該アプリケーション以外で作られた互換ファイルについては、動作保証ができません。
ファイルに存在するテキストを全て抽出できるとは限りません。また、アプリケーションで表示されるテキストをすべて抽出できるとは限りません。TextPorterの仕様上、抽出対象になってないテキストが存在する可能性があります。
本製品の仕様は、改良のため予告なく変更することがあります。製品の改良に伴い、テキスト抽出結果が以前と異なる結果になる場合があります。
ここにある仕様は、本製品の最新版に基づいています。古いバージョンの場合、動作が異なる場合があります。